こちらはサークル「がんかたうるふ」のうずみとみっしの二人組が、ラッキードッグ1とばさらのこばなしを黙々と投下する場所です。
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書き終わりました。
*****
この城には予想外のことが溢れている。
何よりも力を尊ぶ豊臣軍の本拠地であったはずなのに、城の各所には楽しそうな語り声が溢れ。まだ日の光が周囲を照らし始めたばかりだというのに、人の気配が各所から感じられる。
朝の空気は冷たく、天から差し込む光のあたる部分だけが暖まる中。
長宗我部元親は宿敵であったはずの毛利と共に、大阪城の庭を歩き続けていた。
「いい加減機嫌直せよ」
「貴様に何がわかる。あのような汚らわしい男に我は全てを見透かされたのだぞ」
「何度同じ事言ってんたよ……」
頭をかきながら隣を歩く自分より小さな毛利にそう言ってやるが、彼の表情はずっと険しいまま。
石田三成と真田幸村が朝稽古をしているという場所を探して歩いているのだが、幸村のばかでかい声だけは聞こえるのだがなかなか本人達は見えてこない状況。大阪城の庭が無駄に広いということもあるのだろうが、幸村の声が大きすぎるのも問題なのだろう。
元親と話をしている最中、幸村の声が聞こえてくると毛利は更に顔を歪めて不愉快さをあらわにするのだ。
綺麗な顔立ちをしているのだから、眉根の皺をなくせばいいのに。
そう内心思ってはいるのだが、今の毛利相手にそれを言うのが自殺行為であることは元親が一番わかっていた。
昨夜宴が終わった後、毛利に暗がりに引き込まれた時は驚いたが。
鉄球を付けられている大柄で冴えない男、そんな印象しか抱いていなかった黒田官兵衛の洞察力と話術を見せつけられ。おまけに凶王という呼び名の持ち主とは思えぬ程真摯に、そして素直に官兵衛の言葉を受け入れる三成には様々な事を考えさせられた。
三成が徳川方の誰を思っているのかを上手く聞き取れなかったのは多少残念ではあったが、それは毛利も同じだったらしい。本当に聞こえなかったのかと三成達が部屋を出た後何度も問い詰められたし、その後毛利の部屋で情報交換をした際もその話題が必然的に多くなった。
三成が誰を思っているのか、それによって戦局が変わる。
元親も毛利も彼らの会話を聞いて出した結論は一緒だった。違う部分があるとすれば元親は三成本人に強く興味をもち、毛利は官兵衛に並々ならぬ対抗心と憎しみを抱いたことだろう。
それ故に元親は昨日の三成が言っていた幸村との稽古を見てみたくなり、毛利は三成から官兵衛の情報を引き出すために彼らの居場所を探すことになったわけだ。
「それにしてもでけえ庭だな……」
「城を攻められた際、相手が迷うように庭を造っておる……豊臣は好かぬがこの庭だけは賞賛すべきであろうな」
「好きじゃねえくせに、手を組んだ訳か」
「徳川よりはこちらの方がましなのでな」
背の高い針葉樹城の塀に添うように植えられ、背の低い観賞用の木々はあちこちに無軌道に植えられている。今はまだ枯れ枝でしかないそれをくぐりながら進み、幸村の声を頼りに近づこうとするのだが曲がりくねった道は目的の場所から元親達を遠ざけているようであった。
計算してこれを造ったのなら大したものだ。
この構造は自分の所に取り入れると面白そうだと思いながら、元親は枝に着物を触れさせぬように注意しながら歩く毛利を気付かれぬように見つめた。
官兵衛に馬鹿にされた、毛利は昨日の彼の行動をそう受け取ったらしい。自分の思い通りにいかないと子供のように拗ねるくせに、普段の彼は冷静に策を進めていく。元親が知っている毛利は兵の命すら使い潰す冷酷な将。だが今の彼は可愛らしいというかいつもこれなら扱いやすいというか。
彼ももしかしたら、この大阪城の影響を受けているのかもしれない。
家康を倒す力を得に来たはずなのに、関係ないことばかりに巻き込まれる。三成と官兵衛のことも男同士で何をやっているんだかと元親は思うし、毛利に一晩つきあわされた事に関してもその気になれば逃げることができたのだ。
それなのに何故自分はそれらの全ての事柄を受け入れたのだろうか。
「何を見ている?」
「いや…………鎧着てないあんたを見るのは始めてなんでな、じっくり見とこうと思っただけよ」
「気色の悪いことを言うな。貴様、黒田のように衆道の気があるのではないだろうな?」
「ないつもりだったんだがな……」
「貴様がどのような趣向を好む男であったとしても、我には関係ないのだがな。だからといって貴様の目で汚されることを我慢するわけではないぞ。貴様の残っている目をくりぬいて、石田の側に侍っていた虎に喰わせてやってもいいのだぞ」
毛利の罵声を浴びながら、こちらに向けられる毛利の瞳を見つめ返す。
小柄で華奢な体、整った顔立ち。口から出る攻撃的な言葉も耳に心地よいし、なにより会話の端々に隠しきれない知性が感じられる。
これで彼が女だったら、無理にでも強奪して四国に連れて帰ったのだが。
「あんたが女だったらよかったんだがな」
「貴様の口からは我を不快にさせる言葉しか出てこぬのか!?」
ぽろっと零れ出た本音すら全力で攻撃され、にやける口元を押さえることができない。
それを見た毛利にまた責められるのだが、なんというか自分の言葉の全てに反応する様子が楽しくて思わず口に出してしまうのだ。
子供の頃はこんな風に気に入っていた相手をわざと怒らせていたが、どうやら自分はその頃からほとんど成長していないらしい。
自分の背の高さを誇示するように彼の頭をぽんと叩いたら、どれだけ怒るだろうか。
白く滑らかそうな頬をつねってやったら、本気で反撃してくるだろうか。
わき上がってくる悪戯心を押さえ込みながら歩いていると、ちょうど毛利の目のあたりを叩く事ができる位置に枝が張りだしている。毛利のことだから避けるのだろうが、そうすると彼と自分の距離が離れてしまうかもしれない。そう思い手を伸ばしそれを指の力でへし折ると、怒りに呆れが混ざったような声が毛利の口から小さく響いてきた。
「貴様……先程から我を馬鹿にしているのか?」
「あんたの顔に傷をつけるのは嫌だったんでな」
「奇矯なことを言う男よ…………気遣いには礼を言うが……な……」
あまり調子に乗るな。
その言葉を最後に毛利は元親から顔を背け、ふっと声を凍り付かせた。
「ここを抜ければたどり着くようだな」
「真田の奴、どんだけ馬鹿でけえ声なんだよ……」
「あれだけ力がありあまっているのなら、どれだけ厳しい戦に出しても嬉々として働くであろうな」
「もう戦の話か? 家康達の動きを見てからって大谷の奴が言ってただろうが」
「あの男は徳川がどのように動こうとも戦を起こすつもりよ。天下に興味があるわけではなく、この国の未来も気にする様子はない…………あの男は何を求めて戦を起こそうとしているのであろうな」
「毛利……」
調子に乗るな、それは私人としての毛利の最後の言葉だったらしい。
何度も元親が戦場で相対してきた冷酷極まりない安芸の国主としての顔。人を人とも思わぬ目でじろりと元親を睨み付け、値踏みするようにじっと見据えた後。
「この戦を越えるまで貴様と争うわけにはいかぬ。貴様の国の船が安芸の民に手出しさえしなければ、自由に瀬戸内の海を渡ることを許可してやろう」
「いきなり何を言い出しやがる」
「ここに来た時から考えていたことよ。貴様も我らと争いながら徳川の首をとることはできぬはず……ならば互いにとって悪くない話だと思うのだが」
何が彼を豹変させた。
先程までは自分の話を聞いてから答えてくれていたはずなのに、今の毛利はこちらの話を聞こうとせずに自分の話を押しつけてくる。確かに自分たちにとっても相手にとってもいい話ではあるのだが。
自分のどの言葉が毛利の態度を変えてしまったのか。
急に頑なを通り越して自分存在を受け入れなくなった毛利に内心首をかしげていると、周囲の木々を揺らす程の大きな声が耳に突き刺さってきた。
「みなぎるぅぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!」
「おやかたさばぁぁぁぁぁぁ!!!」
「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
声で木々が揺れ、肌に音の衝撃が伝わってくる。
こんなでかい声を出していたら奇襲は絶対にできないが、武田軍としてはこれでいいのだろう。感情を顔に全く出さなくなった毛利に一度だけ目線をやり、声の衝撃から護るために一歩だけ彼より体を前に出す。
声で体が傷つくことなどない。それはわかっているのだが。
この野蛮極まりない声から毛利を護っておいた方が良さそうだ、なんとなくそう思って動いたことが後に小さな喜ばしき結果を招くことを今の元親がまだ知るわけがなかった。
「どぅりゃぁぁぁぁぁっっっ!」
「少し黙れ!」
「この滾り……石田殿の剣技を受けられる幸せ……某は心より感謝しいたしております!」
「だから貴様は声が大きすぎると……!」
声だけ聞くと子供のじゃれ合いのように聞こえるのだが。
強さを増してきた冬の終わりの日差しを受けながら、紅と紫の戦装束を纏った二人の青年は己の力の全てを奮いながら武器をぶつけ合っていた。
とはいえ本気の二人に武器を持たせては危険と周囲の人間は考えたのだろう。三成は木刀を幸村は木の棒を二本持ち、武器の代わりとしていたわけだが。
それでもこの惨状なのか。
「もう少し大人しく遊べぬのか……」
感情を乗せぬ毛利の呟きに、隣にいた元親は大きく頷く。
なにせ幸村の持つ棒の先が地面をかすれば地面を大きくえぐり取るし、宙を舞った土の断片は雨のように周囲に降り注ぐ。それだけの威力を持つ幸村の一撃を木刀で威力を殺しながら受け流している三成の大地を踏みしめる足は、幸村が抉った大地に更に深い傷跡を刻んでいく。
すぐ側には池があり、辺りには庭の飾りとして巨石が立ち並び。
光の滴のような輝きを放つ水が各所へと流れる広く美しい庭の中央。
そこだけがまるで戦場のど真ん中に移動したかのように荒れ果ててしまっているのを見て、元親と毛利は全く違う感想を抱いたらしい。
「つきあっておれぬ……長宗我部、我は行くぞ」
「どこ行くんだよ。こんな面白いもの……滅多に見れるもんじゃねえぞ」
「興味がない物を見て何が楽しい」
そう言いきると、毛利は元親の存在を忘れたかのように背を向け、そのまま先程来た道とは逆の方向へと歩み去ってしまった。
毛利が見たかったのは官兵衛と三成の本音であって、子供の喧嘩ではない。
確かにこんな物を見せられたら、あきれてどこかへ行きたくなるのもわからなくはないが。滅多に見ることができない一流の武人同士の戦いを見逃すのなんてもったいないことをできるわけがない。
元親としてはそう思うわけで。
人が大勢いれば考え方が違ってくるのは当たり前のこと。様々な将が今この城に集い、妥当徳川に向けて動き始めることになっているわけだが。
さてこの男は何を考えているのだろうか。
「よう、昨日は楽しい話を聞かせてもらったぜ」
「お前さんもいたわけか……毛利だけだと思っていたが」
「あんたも予想できないことがあるんだな。二兵衛の片割れってのは知ってたが……あんた、なかなか面白い男じゃねえか…………って、少し聞きたいことがあるんだけどよ」
「なんだ?」
「あんた…………なんで喰われてるんだ?」
三成と幸村を見守るように、庭を彩る石の一つに腰掛けている官兵衛がいた。
そして彼を挟むかのように並んで地面に座り、尻尾を大きく揺らしている巨大な獣の姿。人にはなれているので主の命令がなければ人は襲わないと聞いていたが、さすがに丸腰で大人よりも大きな虎と相対することには恐怖を感じてしまう。
なので少しだけ離れた位置で官兵衛と虎たちの様子を見ていたわけだが、この虎たちは官兵衛に甘えているのか馬鹿にしているのか。隙を見ては首を伸ばし、足やら腕やらに噛みついているのだ。
官兵衛の方は何も気にしていないらしく、噛みつかれるがまま。
「甘噛みだ、気にするな」
「……随分豪快な甘噛みだな」
そう言っている間にも、幸村と三成は楽しげに木々を撃ち合わせる音を連ね続けていた。
三成が刃を幸村の首元に突き込めば、幸村は手甲に包まれた腕を木刀にぶつけその軌道をそらす。幸村が周囲の土を巻き上げながら三成へと突き進めば、三成はその卓越した脚力でその一撃をかわし、無防備に見える背をなぎ払う。
互いの息が荒くなり、だがその表情は輝きを増し。
それに呼応するかのように官兵衛を取り囲む虎たちが、嬉しげなうなり声を上げた。虎特有の縞模様が極端に薄い彼らは、それぞれの主人をこよなく愛しているのだろう。
幸村が大きく動けば首に赤く染め抜かれた鉄の首輪を巻いた方が啼き。
三成が駆ければ何も飾りを身につけていない方が誇らしげに尾を立てる。
そんな彼らにそっと手を伸ばすと、元親のことを敵ではないと理解したのか暖かく柔らかい頭を自らこちらへと伸ばしてくれた。ふわりとした感触だが、毛の一本一本は硬くしっかりしている。
その感触を官兵衛に伝えたいのか、噛みついたり毛皮を足に擦り寄せたりと獣たちは忙しそうに動いている。
「こいつらは頭が良くてな、小生の腕を食いちぎることはしないだろうよ。この枷を食いちぎってくれるのなら、大歓迎なんだがな」
「そんだけあんたを縛り付けておきたいってことなんじゃないのか?」
「こんなものをつけられなくとも、三成が望むのならどのようにでも動くつもりだが……三成はなにも望まん」
「不器用そうな奴だな」
「その通りだ。馬鹿がつく程正直でな、昨日も徳川を殺したくないと言い続けていたんだが……」
「お、おい! そりゃ……っ!」
「お前さんだから教えてやったんだ。三成が殺せなくとも……お前さんなら徳川家康を殺せるだろう?」
毛利が知りたがっていた三成の心を占める者の名前。
それをあっさりとこちらに伝えてきただけでなく、元親の望みを叶えてやろうと匂わせながら穏やかに官兵衛は話を進めていく。元親が大阪城へ来たのは彼を討つ機会を手に入れるため。三成がどうしても自分の手で家康の首を取りたいと言い張るのなら、彼とも戦う覚悟を決めていた元親にとってその言葉は朗報ではあった。
だが、それと同時に感じたのは黒田官兵衛の恐ろしさ。
三成を手に入れるためならば、彼が心を寄せる存在を殺すことを選ぶ。そのために己の持つ力を全て使い、望む結果と未来を引き寄せようとするのだ。
「それでいいのか? あんたが影で動いていることを知ったら……」
「小生がそんな失敗をすると思うか? この話を聞いてしまったんだ、お前さんはもう逃げられん。言いふらそうとすれば刑部の奴がお前さんと四国を破滅させるために動くだろうし…………毛利も敵に回るぞ?」
「それがどうしたんだよ」
「毛利の事を憎からず思っているように小生には見えたがな。目の前に張り出した枝を払ってやるなんて、普通は男相手にしないんだよ」
「邪魔だっただけだ」
「毛利の目の前にあったものが、何故お前さんの邪魔になる?」
目は三成を追い、口は元親を追い詰める。
見ていたのはいい、枝を払ってやったのも事実だ。何気なく行った行為にこの男は何故意味を求めるのか、自分の中に毛利への思いがあると断言するのか。
頭の中で渦巻く疑問を解きほぐすかのように、官兵衛は柔らかい笑顔のまま辛辣な口調で言葉を続ける。
「毛利が何で不機嫌になったか教えてやろうか? お前さんが適当に毛利に親切にしてやったからだよ。自分の事を好きでもない、言葉にもしない相手に無駄に親切ってやつを押しつけられることを、あの偏屈は良しとしなかった」
「………………………」
「あの頑固者はな、親切のお節介ってやつが嫌いなんでな……謝る必要はないが、あとで声くらいはかけてやれ」
そう言いきり、もう話すことはないと結論づけたのか。
官兵衛はようやくこちらを向きにやっと笑いかけてくると、がらりと話題を変えた。
「ところで長宗我部、狩りは好きか」
「俺は海の方が好きなんだよ」
「小生は狸狩りが好きだ……毛の逆立った大きな狸を狩れば、さぞ楽しいだろうよ」
「……俺に狸を狩れってことか」
「そうしてくれるとありがたい…………それくらいの話だ」
底の知れない笑顔とでもいえばいいのだろうか。
岩の上に悠然と座り、時折獣たちに体の各所を甘噛みされながら。何を考えているかを相手に全く読ませない曖昧な笑顔を浮かべる官兵衛を見て元親はある事を思い出した。
死した竹中半兵衛も、会談の際にこんな笑顔を浮かべていた。
相手に真意を読ませず、自分の思うがままに物事を進めていく。それが仕事である軍師は、自然とこのような表情を身につけていくのだろうか。
知略であらゆる事象を動かそうとする輩は好きになれないし、官兵衛が自分を策略の道具として使おうとしているのは事実。家康の目の前に立てば彼に殺される事を選ぶであろう三成の代わりに、官兵衛は元親と家康を戦わせるつもりなのだ。
人の策略の道具にされる、そう考えるだけで相手をぶち殺したくなるが。
官兵衛の目的は三成を守ること。
そのためであればどんな手でも使うつもりなのだろう。
少なくともその考えがわかっているだけ、あの陰鬱で何を考えているかわからない大谷吉継よりはまし。
人の策に踊らされるは気にくわない。
しかし。
「……俺は山での狩りは苦手なんだよ。あんたが教えてくれりゃあ、手伝ってやってもいいぜ」
「ありがたい」
小さくそう言い、官兵衛は大きく頷く。
楽しげに木刀を振るう三成を愛しげに見つめ。己の中で形作っていた策が一歩進んだことに満足したのか。
長宗我部に向けて気恥ずかしそうに笑いかけた官兵衛の顔には、先程の曖昧な笑顔の残滓すら残っていなかった。
_______________________________________
ということで、この章は次で終了。
次は春分の刻です……誰が来るかはもう少し内緒。そんでその次は清明の刻~佐助~です。ああ、もう佐助のところまできちゃうんだ……
BGM「birth」 by奥井雅美
何よりも力を尊ぶ豊臣軍の本拠地であったはずなのに、城の各所には楽しそうな語り声が溢れ。まだ日の光が周囲を照らし始めたばかりだというのに、人の気配が各所から感じられる。
朝の空気は冷たく、天から差し込む光のあたる部分だけが暖まる中。
長宗我部元親は宿敵であったはずの毛利と共に、大阪城の庭を歩き続けていた。
「いい加減機嫌直せよ」
「貴様に何がわかる。あのような汚らわしい男に我は全てを見透かされたのだぞ」
「何度同じ事言ってんたよ……」
頭をかきながら隣を歩く自分より小さな毛利にそう言ってやるが、彼の表情はずっと険しいまま。
石田三成と真田幸村が朝稽古をしているという場所を探して歩いているのだが、幸村のばかでかい声だけは聞こえるのだがなかなか本人達は見えてこない状況。大阪城の庭が無駄に広いということもあるのだろうが、幸村の声が大きすぎるのも問題なのだろう。
元親と話をしている最中、幸村の声が聞こえてくると毛利は更に顔を歪めて不愉快さをあらわにするのだ。
綺麗な顔立ちをしているのだから、眉根の皺をなくせばいいのに。
そう内心思ってはいるのだが、今の毛利相手にそれを言うのが自殺行為であることは元親が一番わかっていた。
昨夜宴が終わった後、毛利に暗がりに引き込まれた時は驚いたが。
鉄球を付けられている大柄で冴えない男、そんな印象しか抱いていなかった黒田官兵衛の洞察力と話術を見せつけられ。おまけに凶王という呼び名の持ち主とは思えぬ程真摯に、そして素直に官兵衛の言葉を受け入れる三成には様々な事を考えさせられた。
三成が徳川方の誰を思っているのかを上手く聞き取れなかったのは多少残念ではあったが、それは毛利も同じだったらしい。本当に聞こえなかったのかと三成達が部屋を出た後何度も問い詰められたし、その後毛利の部屋で情報交換をした際もその話題が必然的に多くなった。
三成が誰を思っているのか、それによって戦局が変わる。
元親も毛利も彼らの会話を聞いて出した結論は一緒だった。違う部分があるとすれば元親は三成本人に強く興味をもち、毛利は官兵衛に並々ならぬ対抗心と憎しみを抱いたことだろう。
それ故に元親は昨日の三成が言っていた幸村との稽古を見てみたくなり、毛利は三成から官兵衛の情報を引き出すために彼らの居場所を探すことになったわけだ。
「それにしてもでけえ庭だな……」
「城を攻められた際、相手が迷うように庭を造っておる……豊臣は好かぬがこの庭だけは賞賛すべきであろうな」
「好きじゃねえくせに、手を組んだ訳か」
「徳川よりはこちらの方がましなのでな」
背の高い針葉樹城の塀に添うように植えられ、背の低い観賞用の木々はあちこちに無軌道に植えられている。今はまだ枯れ枝でしかないそれをくぐりながら進み、幸村の声を頼りに近づこうとするのだが曲がりくねった道は目的の場所から元親達を遠ざけているようであった。
計算してこれを造ったのなら大したものだ。
この構造は自分の所に取り入れると面白そうだと思いながら、元親は枝に着物を触れさせぬように注意しながら歩く毛利を気付かれぬように見つめた。
官兵衛に馬鹿にされた、毛利は昨日の彼の行動をそう受け取ったらしい。自分の思い通りにいかないと子供のように拗ねるくせに、普段の彼は冷静に策を進めていく。元親が知っている毛利は兵の命すら使い潰す冷酷な将。だが今の彼は可愛らしいというかいつもこれなら扱いやすいというか。
彼ももしかしたら、この大阪城の影響を受けているのかもしれない。
家康を倒す力を得に来たはずなのに、関係ないことばかりに巻き込まれる。三成と官兵衛のことも男同士で何をやっているんだかと元親は思うし、毛利に一晩つきあわされた事に関してもその気になれば逃げることができたのだ。
それなのに何故自分はそれらの全ての事柄を受け入れたのだろうか。
「何を見ている?」
「いや…………鎧着てないあんたを見るのは始めてなんでな、じっくり見とこうと思っただけよ」
「気色の悪いことを言うな。貴様、黒田のように衆道の気があるのではないだろうな?」
「ないつもりだったんだがな……」
「貴様がどのような趣向を好む男であったとしても、我には関係ないのだがな。だからといって貴様の目で汚されることを我慢するわけではないぞ。貴様の残っている目をくりぬいて、石田の側に侍っていた虎に喰わせてやってもいいのだぞ」
毛利の罵声を浴びながら、こちらに向けられる毛利の瞳を見つめ返す。
小柄で華奢な体、整った顔立ち。口から出る攻撃的な言葉も耳に心地よいし、なにより会話の端々に隠しきれない知性が感じられる。
これで彼が女だったら、無理にでも強奪して四国に連れて帰ったのだが。
「あんたが女だったらよかったんだがな」
「貴様の口からは我を不快にさせる言葉しか出てこぬのか!?」
ぽろっと零れ出た本音すら全力で攻撃され、にやける口元を押さえることができない。
それを見た毛利にまた責められるのだが、なんというか自分の言葉の全てに反応する様子が楽しくて思わず口に出してしまうのだ。
子供の頃はこんな風に気に入っていた相手をわざと怒らせていたが、どうやら自分はその頃からほとんど成長していないらしい。
自分の背の高さを誇示するように彼の頭をぽんと叩いたら、どれだけ怒るだろうか。
白く滑らかそうな頬をつねってやったら、本気で反撃してくるだろうか。
わき上がってくる悪戯心を押さえ込みながら歩いていると、ちょうど毛利の目のあたりを叩く事ができる位置に枝が張りだしている。毛利のことだから避けるのだろうが、そうすると彼と自分の距離が離れてしまうかもしれない。そう思い手を伸ばしそれを指の力でへし折ると、怒りに呆れが混ざったような声が毛利の口から小さく響いてきた。
「貴様……先程から我を馬鹿にしているのか?」
「あんたの顔に傷をつけるのは嫌だったんでな」
「奇矯なことを言う男よ…………気遣いには礼を言うが……な……」
あまり調子に乗るな。
その言葉を最後に毛利は元親から顔を背け、ふっと声を凍り付かせた。
「ここを抜ければたどり着くようだな」
「真田の奴、どんだけ馬鹿でけえ声なんだよ……」
「あれだけ力がありあまっているのなら、どれだけ厳しい戦に出しても嬉々として働くであろうな」
「もう戦の話か? 家康達の動きを見てからって大谷の奴が言ってただろうが」
「あの男は徳川がどのように動こうとも戦を起こすつもりよ。天下に興味があるわけではなく、この国の未来も気にする様子はない…………あの男は何を求めて戦を起こそうとしているのであろうな」
「毛利……」
調子に乗るな、それは私人としての毛利の最後の言葉だったらしい。
何度も元親が戦場で相対してきた冷酷極まりない安芸の国主としての顔。人を人とも思わぬ目でじろりと元親を睨み付け、値踏みするようにじっと見据えた後。
「この戦を越えるまで貴様と争うわけにはいかぬ。貴様の国の船が安芸の民に手出しさえしなければ、自由に瀬戸内の海を渡ることを許可してやろう」
「いきなり何を言い出しやがる」
「ここに来た時から考えていたことよ。貴様も我らと争いながら徳川の首をとることはできぬはず……ならば互いにとって悪くない話だと思うのだが」
何が彼を豹変させた。
先程までは自分の話を聞いてから答えてくれていたはずなのに、今の毛利はこちらの話を聞こうとせずに自分の話を押しつけてくる。確かに自分たちにとっても相手にとってもいい話ではあるのだが。
自分のどの言葉が毛利の態度を変えてしまったのか。
急に頑なを通り越して自分存在を受け入れなくなった毛利に内心首をかしげていると、周囲の木々を揺らす程の大きな声が耳に突き刺さってきた。
「みなぎるぅぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!」
「おやかたさばぁぁぁぁぁぁ!!!」
「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
声で木々が揺れ、肌に音の衝撃が伝わってくる。
こんなでかい声を出していたら奇襲は絶対にできないが、武田軍としてはこれでいいのだろう。感情を顔に全く出さなくなった毛利に一度だけ目線をやり、声の衝撃から護るために一歩だけ彼より体を前に出す。
声で体が傷つくことなどない。それはわかっているのだが。
この野蛮極まりない声から毛利を護っておいた方が良さそうだ、なんとなくそう思って動いたことが後に小さな喜ばしき結果を招くことを今の元親がまだ知るわけがなかった。
「どぅりゃぁぁぁぁぁっっっ!」
「少し黙れ!」
「この滾り……石田殿の剣技を受けられる幸せ……某は心より感謝しいたしております!」
「だから貴様は声が大きすぎると……!」
声だけ聞くと子供のじゃれ合いのように聞こえるのだが。
強さを増してきた冬の終わりの日差しを受けながら、紅と紫の戦装束を纏った二人の青年は己の力の全てを奮いながら武器をぶつけ合っていた。
とはいえ本気の二人に武器を持たせては危険と周囲の人間は考えたのだろう。三成は木刀を幸村は木の棒を二本持ち、武器の代わりとしていたわけだが。
それでもこの惨状なのか。
「もう少し大人しく遊べぬのか……」
感情を乗せぬ毛利の呟きに、隣にいた元親は大きく頷く。
なにせ幸村の持つ棒の先が地面をかすれば地面を大きくえぐり取るし、宙を舞った土の断片は雨のように周囲に降り注ぐ。それだけの威力を持つ幸村の一撃を木刀で威力を殺しながら受け流している三成の大地を踏みしめる足は、幸村が抉った大地に更に深い傷跡を刻んでいく。
すぐ側には池があり、辺りには庭の飾りとして巨石が立ち並び。
光の滴のような輝きを放つ水が各所へと流れる広く美しい庭の中央。
そこだけがまるで戦場のど真ん中に移動したかのように荒れ果ててしまっているのを見て、元親と毛利は全く違う感想を抱いたらしい。
「つきあっておれぬ……長宗我部、我は行くぞ」
「どこ行くんだよ。こんな面白いもの……滅多に見れるもんじゃねえぞ」
「興味がない物を見て何が楽しい」
そう言いきると、毛利は元親の存在を忘れたかのように背を向け、そのまま先程来た道とは逆の方向へと歩み去ってしまった。
毛利が見たかったのは官兵衛と三成の本音であって、子供の喧嘩ではない。
確かにこんな物を見せられたら、あきれてどこかへ行きたくなるのもわからなくはないが。滅多に見ることができない一流の武人同士の戦いを見逃すのなんてもったいないことをできるわけがない。
元親としてはそう思うわけで。
人が大勢いれば考え方が違ってくるのは当たり前のこと。様々な将が今この城に集い、妥当徳川に向けて動き始めることになっているわけだが。
さてこの男は何を考えているのだろうか。
「よう、昨日は楽しい話を聞かせてもらったぜ」
「お前さんもいたわけか……毛利だけだと思っていたが」
「あんたも予想できないことがあるんだな。二兵衛の片割れってのは知ってたが……あんた、なかなか面白い男じゃねえか…………って、少し聞きたいことがあるんだけどよ」
「なんだ?」
「あんた…………なんで喰われてるんだ?」
三成と幸村を見守るように、庭を彩る石の一つに腰掛けている官兵衛がいた。
そして彼を挟むかのように並んで地面に座り、尻尾を大きく揺らしている巨大な獣の姿。人にはなれているので主の命令がなければ人は襲わないと聞いていたが、さすがに丸腰で大人よりも大きな虎と相対することには恐怖を感じてしまう。
なので少しだけ離れた位置で官兵衛と虎たちの様子を見ていたわけだが、この虎たちは官兵衛に甘えているのか馬鹿にしているのか。隙を見ては首を伸ばし、足やら腕やらに噛みついているのだ。
官兵衛の方は何も気にしていないらしく、噛みつかれるがまま。
「甘噛みだ、気にするな」
「……随分豪快な甘噛みだな」
そう言っている間にも、幸村と三成は楽しげに木々を撃ち合わせる音を連ね続けていた。
三成が刃を幸村の首元に突き込めば、幸村は手甲に包まれた腕を木刀にぶつけその軌道をそらす。幸村が周囲の土を巻き上げながら三成へと突き進めば、三成はその卓越した脚力でその一撃をかわし、無防備に見える背をなぎ払う。
互いの息が荒くなり、だがその表情は輝きを増し。
それに呼応するかのように官兵衛を取り囲む虎たちが、嬉しげなうなり声を上げた。虎特有の縞模様が極端に薄い彼らは、それぞれの主人をこよなく愛しているのだろう。
幸村が大きく動けば首に赤く染め抜かれた鉄の首輪を巻いた方が啼き。
三成が駆ければ何も飾りを身につけていない方が誇らしげに尾を立てる。
そんな彼らにそっと手を伸ばすと、元親のことを敵ではないと理解したのか暖かく柔らかい頭を自らこちらへと伸ばしてくれた。ふわりとした感触だが、毛の一本一本は硬くしっかりしている。
その感触を官兵衛に伝えたいのか、噛みついたり毛皮を足に擦り寄せたりと獣たちは忙しそうに動いている。
「こいつらは頭が良くてな、小生の腕を食いちぎることはしないだろうよ。この枷を食いちぎってくれるのなら、大歓迎なんだがな」
「そんだけあんたを縛り付けておきたいってことなんじゃないのか?」
「こんなものをつけられなくとも、三成が望むのならどのようにでも動くつもりだが……三成はなにも望まん」
「不器用そうな奴だな」
「その通りだ。馬鹿がつく程正直でな、昨日も徳川を殺したくないと言い続けていたんだが……」
「お、おい! そりゃ……っ!」
「お前さんだから教えてやったんだ。三成が殺せなくとも……お前さんなら徳川家康を殺せるだろう?」
毛利が知りたがっていた三成の心を占める者の名前。
それをあっさりとこちらに伝えてきただけでなく、元親の望みを叶えてやろうと匂わせながら穏やかに官兵衛は話を進めていく。元親が大阪城へ来たのは彼を討つ機会を手に入れるため。三成がどうしても自分の手で家康の首を取りたいと言い張るのなら、彼とも戦う覚悟を決めていた元親にとってその言葉は朗報ではあった。
だが、それと同時に感じたのは黒田官兵衛の恐ろしさ。
三成を手に入れるためならば、彼が心を寄せる存在を殺すことを選ぶ。そのために己の持つ力を全て使い、望む結果と未来を引き寄せようとするのだ。
「それでいいのか? あんたが影で動いていることを知ったら……」
「小生がそんな失敗をすると思うか? この話を聞いてしまったんだ、お前さんはもう逃げられん。言いふらそうとすれば刑部の奴がお前さんと四国を破滅させるために動くだろうし…………毛利も敵に回るぞ?」
「それがどうしたんだよ」
「毛利の事を憎からず思っているように小生には見えたがな。目の前に張り出した枝を払ってやるなんて、普通は男相手にしないんだよ」
「邪魔だっただけだ」
「毛利の目の前にあったものが、何故お前さんの邪魔になる?」
目は三成を追い、口は元親を追い詰める。
見ていたのはいい、枝を払ってやったのも事実だ。何気なく行った行為にこの男は何故意味を求めるのか、自分の中に毛利への思いがあると断言するのか。
頭の中で渦巻く疑問を解きほぐすかのように、官兵衛は柔らかい笑顔のまま辛辣な口調で言葉を続ける。
「毛利が何で不機嫌になったか教えてやろうか? お前さんが適当に毛利に親切にしてやったからだよ。自分の事を好きでもない、言葉にもしない相手に無駄に親切ってやつを押しつけられることを、あの偏屈は良しとしなかった」
「………………………」
「あの頑固者はな、親切のお節介ってやつが嫌いなんでな……謝る必要はないが、あとで声くらいはかけてやれ」
そう言いきり、もう話すことはないと結論づけたのか。
官兵衛はようやくこちらを向きにやっと笑いかけてくると、がらりと話題を変えた。
「ところで長宗我部、狩りは好きか」
「俺は海の方が好きなんだよ」
「小生は狸狩りが好きだ……毛の逆立った大きな狸を狩れば、さぞ楽しいだろうよ」
「……俺に狸を狩れってことか」
「そうしてくれるとありがたい…………それくらいの話だ」
底の知れない笑顔とでもいえばいいのだろうか。
岩の上に悠然と座り、時折獣たちに体の各所を甘噛みされながら。何を考えているかを相手に全く読ませない曖昧な笑顔を浮かべる官兵衛を見て元親はある事を思い出した。
死した竹中半兵衛も、会談の際にこんな笑顔を浮かべていた。
相手に真意を読ませず、自分の思うがままに物事を進めていく。それが仕事である軍師は、自然とこのような表情を身につけていくのだろうか。
知略であらゆる事象を動かそうとする輩は好きになれないし、官兵衛が自分を策略の道具として使おうとしているのは事実。家康の目の前に立てば彼に殺される事を選ぶであろう三成の代わりに、官兵衛は元親と家康を戦わせるつもりなのだ。
人の策略の道具にされる、そう考えるだけで相手をぶち殺したくなるが。
官兵衛の目的は三成を守ること。
そのためであればどんな手でも使うつもりなのだろう。
少なくともその考えがわかっているだけ、あの陰鬱で何を考えているかわからない大谷吉継よりはまし。
人の策に踊らされるは気にくわない。
しかし。
「……俺は山での狩りは苦手なんだよ。あんたが教えてくれりゃあ、手伝ってやってもいいぜ」
「ありがたい」
小さくそう言い、官兵衛は大きく頷く。
楽しげに木刀を振るう三成を愛しげに見つめ。己の中で形作っていた策が一歩進んだことに満足したのか。
長宗我部に向けて気恥ずかしそうに笑いかけた官兵衛の顔には、先程の曖昧な笑顔の残滓すら残っていなかった。
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ということで、この章は次で終了。
次は春分の刻です……誰が来るかはもう少し内緒。そんでその次は清明の刻~佐助~です。ああ、もう佐助のところまできちゃうんだ……
BGM「birth」 by奥井雅美
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みっし
・生真面目で堅物でムキムキな男性と一見そうじゃなくても根は真面目極まり ないキャラをこよなく愛している、がんかたうるふの片割れ。編み物とお菓子作りが趣味という、第三者曰く可愛らしい一面を持つ反面、パニクると踊ったり、オロオロしだして周囲は見ていて楽しいらしい。荒ぶる舞は、職場の名物だったりする……らしい。
イヴァンちゃんと片倉さんとシズちゃんとスカイハイさんと陛下を思いっきり愛している。好きなアニメは銀魂と最近はFate/zero。型月ファンというよりは元から虚淵ファンでうずみさんからオススメされまくった末にようやっと手を付けて完読した。ライダー組おいしいです。エクシリアではダントツで陛下が好き。陛下が使用可能になる完全版があるなら複数買いしても構わないとのたまう日々。バサラの好きキャラは片倉さん一強だったはずなのに最近はアニキも熱い。かっちり着込むキャラがすきだったはずなのにいきなり露出度が高いキャラを好きになったのは何故か悩む日々。二次元の向かう愛と同じぐらい甥っ子への愛を叫んでいる気がしてならない。
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