こちらはサークル「がんかたうるふ」のうずみとみっしの二人組が、ラッキードッグ1とばさらのこばなしを黙々と投下する場所です。
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注意書き
この話は、とある作品のパロディです。
知っている人が読めばすぐに元ネタがわかると思われますが、タイトル元を明記すると先の展開が丸わかりなので、最終話の後書きにてパロディ元を明記させていただきたいと思います。
ご了承ください。
また、パロディ元の展開に従い、若干グロテスクな表現や、犯罪行為もいくつか登場します。
苦手な方は注意してください。
R-18G明記等必要だと思われた場合は、申し訳ありませんがコメントにて教えて頂きたいと思います。
お手数かけて申し訳ありませんが、よろしくおねがいします。
書いた人:みっし
基本はあたまがゆるいアニキとそれを見守る三成のお話です。
まちがってない。
この話は、とある作品のパロディです。
知っている人が読めばすぐに元ネタがわかると思われますが、タイトル元を明記すると先の展開が丸わかりなので、最終話の後書きにてパロディ元を明記させていただきたいと思います。
ご了承ください。
また、パロディ元の展開に従い、若干グロテスクな表現や、犯罪行為もいくつか登場します。
苦手な方は注意してください。
R-18G明記等必要だと思われた場合は、申し訳ありませんがコメントにて教えて頂きたいと思います。
お手数かけて申し訳ありませんが、よろしくおねがいします。
書いた人:みっし
基本はあたまがゆるいアニキとそれを見守る三成のお話です。
まちがってない。
*****
昼休みの教室。
クラスメート達が談笑しながら、ある者は教室で、ある者は特別教室で、ある者は屋上で、それぞれが笑い、騒ぎ、各々が楽しく昼食を摂って時間を過ごすべき時間。授業の間の休養時間としてはそれは必要な時間なのだろう。
だけれどもこの二年F組の一部領域においては、それは除外されている。見えない壁のような、強いて言うならば心の壁のようなものが張り巡らされていて、生徒達はそちらを見ないようにしている。
原因は他でもない、私のせいだ。
正確には私と、もう一人。
「?なりくん、くわねーの?」
私の目の前でのんきに卵焼きをフォークで串刺しにするちかちゃんによるところも非常に多い。最も、本人はそんなことには気がついていないが。
「今食べるから気にするな」
「そっか?なりくんはメシくわねーからそんなに細いんだぞ、多分」
余計なお世話である。
むしろ割合、偏った食事をしいたというのにお前はなんでそんなに成長したのかを問い詰めたいぞ、ちかちゃん。
最も言った本人、ちかちゃんはへにゃりと笑ったかと思うと次の瞬間は卵焼きの味に夢中になっているようだったから、これはすぐに忘れるに違いない。
朝の挨拶にて担任から配布された生徒会便りを見ていたら思わぬ時間が過ぎてしまった。
このご時世に紙で印刷された生徒会便りなど時代遅れだと思うのだが毎週毎週律儀なことだ。学内外で起こった事件についての注意喚起を促す内容らしい。そもそも役員は全員どれもこれも似たような顔をしているし、正直、誰が役員なのかがわからない。わからないが特に困らず生活できているので問題は無いのだろう。
時間があったのでじっくりと眺めるように読んではみたが、何故生徒会の役員が毛利元就、尼子晴久、陶氏など中国地方の昔の戦国武将オンパレードな名前なんだこの学校は。今更血で血を洗う戦国合戦でもやれというのだろうか。
今年の修学旅行は確か西日本を中心にまわる予定だったから、厳島神社にでも行ったら生徒会長の毛利は散々からかわれるのだろうか。何せ同姓同名である。偶然とはすごいものだ。彼が結婚したら息子を三人もうけて三本の矢の訓戒でもするのだろうか。歴史再現、ちょっとだけ見てみたい気もする。まぁ、やるかやらないかすらわからないのだが。
そもそも自分の名前も人のことは言えないが、と思いつつ私、石田三成は己の弁当に手をつけ始めた。名前が死亡フラグだ、詰んだなと思ったら開封していた弁当箱から卵焼きが一つ無くなっていた。
おのれ、ちかちゃんめ、また盗み食いか。
既に半分以上の弁当に手をつけ、赤いカニさんウィンナを無残にも右手に持つフォークでダンッと勢いよく串刺しにし、今まさに口にしようとしていたちかちゃんに声をかける。
「ちかちゃん、何故私の弁当箱から卵焼きを奪取したのか、三十字以内で答えろ」
私の問いかけに「あ」の形に口を開けていたちかちゃんは、声に気づいて手を下ろす。そして「うーん」と首をひねったかと思うと、実に爽やかな笑みを浮かべてこう言った。
「ん…?…なりくんのが美味そうだったから!」
そうか、美味そうだったのか。
それは作り手である私にとっては最大限の賛辞でもある。だが、これとこれは話が別だ。
「それは褒められたと受け取って良いのか…?まぁ美味そうだからと言って人のおかずを取るのは止めろ。もしくはなにかと交換だ」
いくらちかちゃんの方が燃費が悪いからと言っても、私のおかずを奪われたままでは私も足りない。
するとちかちゃんは、勢いよく右手のフォークを、遠近感を感じさせないで私の眼前に突き出してきた。
「じゃあこれやる。交換な!」
にこにこしているちかちゃんに悪気がないのはわかっている。だがいきなり眼前にフォークをふるわれた私の身にもなってほしい。トラウマ一歩手前である。咄嗟に頭を後ろに引いて良かった。そうで無ければ今頃教室内が阿鼻叫喚の血の惨劇である。呪いのはじまりである。まぁ、それはは大げさかもしれないが。
最もちかちゃんに悪気が無いのはわかっている。そう、悪気は無い。だが、悪気=悪意は確かによくないものではあるが、悪気の無いものほど性質が悪いことを私は誰よりも知っていた。
未だに手を下げる気配の無いちかちゃんは、ようするに直接己の手ずから食べろ、と言っているようなものだろう。そしてそれまで、手を下げるつもりも無いらしい。
このままではらちがあかないのも事実なので、私はフォークを持つつちかちゃんの右手をつかむとそれをそのまま自分の口元に持って行く。ちかちゃんはごくごくふつうに、笑うことも、怒ることも無く、ただそれを見ていた。
「…しかしあれだな、食べさせ合いは萌え要素かもしれないが、実際やると面倒なことこの上ないな…」
お前は萌えがわかっていない、と知人に言われるかもしれないが、面倒なものは面倒なのだ。
あと相手がちかちゃんだということも関係しているのかもしれないが、それは言わないでおく。私はまだ、刺されたくは無い。本当だ。
私の言っていることの訳がわからないというようにちかちゃんは首を傾げる。
「?もえようそ?」
さすがにこのあたりの言葉は理解できないらしい。逆に完璧に理解されても困るが。放っておいたらいつまでも考えていそうなちかちゃんに声をかけつつ残りの弁当に手をつけ始める。
「わからなくてもかまわん…まぁ手を止めさせたのは私だが、早く食ってしまえ」
ふと教室にかけられた時計を見ると、昼休みは既に半分程度しか残っていなかった。
「わかった」
そう言うとちかちゃんはまたにへらっと緊張感無く笑って残りの弁当に手をつけ始めた。動作は荒いものの、実に手慣れたフォーク使いである。それを見送ってから私も残りの弁当に手をつけ始める。元から食べると言うことに関心が無かったため、同じ年頃の男子生徒と比べても、量は少ない方かもしれない。
ちかちゃんと比べても、私の弁当の方が一回りも小さいし量は少ないだろう。しかしそれでも弁当に合わせたおかずだけは死守したいものなのだ。
そう、ちかちゃんの性別は男性だ。
本名を長曾我部元親という名の、身長百八十をゆうに超す大男である。
白に近い銀の髪に、顔の左目周辺を覆い隠すような大きな紫色の眼帯。隠されていない右目は青く、日本人としては珍しい色彩の持ち主だろう。
常に着崩した制服の長袖シャツの下はカラフルなデザインのTシャツ。本人の主義主張により彼は半袖シャツを着用しない。暑さなど本人は気にしてはいないのだろうが、見ているこちらが暑い。個人的には寒さには強いが暑さには弱いのだ。
まぁ、こんな感じでちかちゃんの見た目は非常に目立つ。あまり素行がよろしくない生徒として事実有名だ。ただ、彼の実家がそれなりにお金持ちであるから退学にはならないらしい。本人にとってはそれこそどうでもいいことだろう。
そう、彼には全てが基本的にどうでもいい。
ただ一つを除いては。
「なーりーくーん、放課後何するよー」
そう言いながら食事を終えた私の前で彼は笑う。
「朝も言っただろう。今日はバイトだ」
週に一回行っているバイトは、高校に入学してすぐの頃から学校の許可ももらっているものだ。今更投げ出す訳には行かず、ずっと続けている。
すると私の答えが不服だったのか、むーっと子供のようにむくれる。
「えー?せっかくこの間のアイス屋行こうと思ったのに、いねーのか…おれが暇だからなりくん、バイトやめろ」
「…無茶を言うな。まぁ私がいてもいなくても大した変わりはないのかもしれんが…一度やると決めたことを途中で放り投げる訳にもいかん」
ちかちゃんに絶賛ブーイングを食らっても、私の予定は変わらないし変えられない。それは昔からそうだ。
「えーつまんねー…じゃあ途中まで一緒に帰る」
「それならば構わんが」
どうやらその答えでちかちゃんはようやく満足したらしく、ぱーっと花が咲いたように表情が明るくなる。本当に感情が顔に出る男である。まぁ出るだけ良いのかもしれないが。わかりやすいし。
「へへ…なりくん 大好きー」
そう言って、ちかちゃんは笑う。
「私もだ」
だから私もこう言っておく。
ちかちゃんが執着するのは、なりくんである私だけだ。私はそれを知っているから彼を突き放さない。
こうして更に教室の一角が明らかに違うオーラをまき散らしていたが、皆に見なかったこと扱いをされていたのは言うまでも無い。
言い忘れていたが、私、即ち、なりくんこと石田三成も生まれながらに性別は男性だ。体格こそ元親にに及ばないまでも身長はやや高めで、その面差しからも女性に間違われることはまずない。
そして、再三言っているように、ちかちゃんも、まごう事なき男性だ。
身長百八十を超す大男が周囲も顧みず、まるで幼子のようにいちゃいちゃべたべたと絡む様子を想像してもらおう。
挙げ句の果てにお互いの呼称が「なりくん」、「ちかちゃん」だ。
どこのバカップルだ、私は。
自分で言うのも何だが、男同士で、かつ学校でここまでべたべたするのはどうなのだろう。とはいえ、迫るちかちゃんをないがしろにするわけにも行かず、そのまま身をゆだねていたらいつの間にかこの有様である。
今では明らかに周囲のクラスメートも見なかったふりである。担任も事なかれ主義なのが幸いなのか、特に何も言われない。学級崩壊状態を引き起こしているわけでは無いからまだいいのかもしれない。
どうだ、見なかったことにしたいだろう。
私も正直、自分のことながら、見なかったことにしたいこともある。
とはいえそれはしない。
正確には、出来ない。
私の世界に私はいらない。
ちかちゃんが、私の隣にいれば、それでいい。
まぁ、嘘なのだけれども。
私は今日も、ちかちゃんの左隣にいすを並べて座り、昼寝をする彼の支えになっている。体格的にきついと思われがちだが私自身が壁に寄りかかっている状態なのでさほど難しくは無い。
授業が始まるまでの五分弱。
眠る彼の気配を自分の右肩の重みと共に感じながら、私は手元にあるプリントに目を通していた。
ねぇ、いまはいつのきせつかなぁ
ふゆじゃないか
ふゆ?
ふゆ まえよりきっとさむいから
…じゃあサンタさんきてくれるかな
……そうだな
そうしたら、いっしょにおそとにいこうね
…そうだな、ちかちゃん
なりくんと、なにしてあそぼうかな
ゆきだるまとか かまくらとか
あとたくさんつもったら、ゆきがっせん でも、なりくんはさむいのにがてだからすぐになかにはいっちゃうね
…そうだな
はやく ふゆに ならないかなぁ
そうだな、ちかちゃん
それは、私だけが覚えている、昔の話
下に続きます
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色々説明
拍手現在豊臣家転生パロ中学生編入ってます
(現在2本 家三 チカナリです)
注意事項
・フリーリンクじゃないです、基本的にはリンクはお断りしています
・ひっそりこっそりが信条なので、黙々と
・捏造、not公式のこばなしが多いので、スルー推奨
ラキドでは幹部全員を溺愛しておりますが、ベルナルドとイヴァンは特に偏愛。ばさらは家三とか奥州の愉快な仲間達と毛長がメインです。うずみさんが現在官三とか官佐にずっぽりとはまり中。
基本は、愛想のかけらもない「ネット怖い~」の書き手が二人で色々書いている場所です。
書いている人
みっし
・生真面目で堅物でムキムキな男性と一見そうじゃなくても根は真面目極まり ないキャラをこよなく愛している、がんかたうるふの片割れ。編み物とお菓子作りが趣味という、第三者曰く可愛らしい一面を持つ反面、パニクると踊ったり、オロオロしだして周囲は見ていて楽しいらしい。荒ぶる舞は、職場の名物だったりする……らしい。
イヴァンちゃんと片倉さんとシズちゃんとスカイハイさんと陛下を思いっきり愛している。好きなアニメは銀魂と最近はFate/zero。型月ファンというよりは元から虚淵ファンでうずみさんからオススメされまくった末にようやっと手を付けて完読した。ライダー組おいしいです。エクシリアではダントツで陛下が好き。陛下が使用可能になる完全版があるなら複数買いしても構わないとのたまう日々。バサラの好きキャラは片倉さん一強だったはずなのに最近はアニキも熱い。かっちり着込むキャラがすきだったはずなのにいきなり露出度が高いキャラを好きになったのは何故か悩む日々。二次元の向かう愛と同じぐらい甥っ子への愛を叫んでいる気がしてならない。
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うずみ
・相方を愛しすぎている変な人。趣味は畑仕事に漬け物作り、好きな物は不幸属性の美人(男女問わず)。ばさらでは石田さんと黒田さんをこよなく愛していたり、赤い子めんこいにゃぁとたまに叫んでいる。ついったのフォローは下 のアイコンから。
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