こちらはサークル「がんかたうるふ」のうずみとみっしの二人組が、ラッキードッグ1とばさらのこばなしを黙々と投下する場所です。
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書き終わりました。
*****
毛利元就は自分の家のちびがこの国で一番可愛くて素直で悪戯もしない問題のない、いい子だと信じている。
大体のところそれは間違っていなかったし、誰に言わせても毛利家のちびたちは品があって素直で可愛らしいという評価受ける。それが毛利の自慢であったので周囲には一度も口にしたことがなかったのだが。
「ぴぃ! ぴぃぴぃ~!」
「ぎゃぎゃぎゃっ! ぎゃ♪」
「ナリ、チカ! 我はあれを交えて眠る気はないと何度言えばわかる!」
「ぎゃ~ぎゃ」
「ぴぃぴぃ」
「我らを捨てて別な男と同衾をしておるのだぞ、それも我らの目の前で! あの男は貴様たちと我を捨てたのだ、それを理解せよ」
「ぎゃぎゃ~」
「ぴぃ~」
このちびたちは、御しがたいほどの甘えん坊で毛利依存が激しいちびたちだった。
後数刻で朝日が昇り始める時間だというのに毛利にしがみついてみんなで仲良く寝ようと訴え続け、眠りたくとも寝かせてもらえない有様。飲み過ぎて頭痛とだるさを訴えている体を早く横にしたいというのに、ぴぃぴぃぎゃあぎゃあとうるさいのだ。
それもすべて、大好きな『おかさん』と『おとさん』と一緒に寝たいという思いが故。
毛利だけならいくらでもその願いを叶えてやるのだが、彼らは毛利と同じくらい大好きな『おとさん』である長宗我部とも一緒に寝たがっているのだ。親子は仲良く川の字で寝るものだという知識をどこからか得てきたらしい二人は、仲がいいならそうやって寝るものだと思い込みねだるようになってしまったというわけだ。
目の前で長宗我部が他の男と寝ているというのに。
眠っているというよりしんでいるようにしか見えないぴくりと動かない石田三成。そんな彼を抱きくるんで守るかのように体に腕を回し、長宗我部は半分体を起こして少し離れた毛利たちの方を見つめ続けていた。
「長宗我部、さっさと我の部屋から出て行け。その間男も連れてな」
「俺が悪かった……それは認めるけどよ。これのどこが間男だって?」
「ナリとチカの教育に悪い」
「泣いてたんだよ! 一人で部屋に帰らせるわけにもいかねえだろうが!」
「…………ナリ、チカ。あれはもう貴様たちの父ではない、今宵から石田の父になるそうだ」
「ぎゃ!?」
「ぴぃっ!」
毛利の言葉で二人は一気に体を硬くする。
次の瞬間には目に涙をいっぱいためて毛利にしがみついてきたので、優しく背に手を触れさせてやりながら長宗我部をにらみつけてやった。目の前に自分を求める存在がいるというのに、他の相手を連れてきて愛情を注ぐようなことをするな。
そう言いたかったのだが、さすがの毛利も子供のように唇を噛みしめながらただ涙だけをこぼし続ける三成の姿を見て少しだけ同情したのも事実。そして、ただ一人の情人に拒まれ泣き続ける子供を見て、長宗我部が手をさしのべないわけがないのも知っているのだ。
だから睨む程度で許してやっているし、自分の部屋に三成を入れることも許可した。
そのあと泣き疲れた三成が唐突に眠り込んでしまい、無理矢理長宗我部が持ち込んだ布団の中で眠ってしまったことも許した。唯一許せなかったことがあったとしたら、長宗我部の三成を見つめる目線がナリとチカに向けるものと同じであったということだ。
自分より弱く脆い者を守ろうとする時の目。
一つのことにのめり込む気質の長宗我部のことだ、三成に思いを向けすぎて友人である家康との関係に亀裂が入る可能性だってあるのだ。そこを考えて動いているのならいいが、きっとこの馬鹿は思い当たってすらいないのだろう。
「これらよりも石田が大事だというのなら、石田を連れてここから出て行くことだな。石田のために生き、友を捨てる覚悟があるのならば……だがな」
三成は眠ってしまっているのでこの会話が聞かれていないことはわかっている。しかし夢と現の狭間で耳に届いてしまう可能性もあるのだ。もし彼がこの会話を覚えていたとしたら、おもいっきり厄介なことになる。
なのでさりげなく長宗我部に臭わせてみたつもりだったのだが、彼には通用しなかったらしい。
「そこまで話を大きくするなよ……」
そう言って長宗我部の胸に顔を寄せるようにして眠っている三成の頭をぽんと叩いてやると、毛利へ優しげな眼差しを向けてきたのだった。
どうしてこう愚かなのか。
おとさんがおとさんじゃなくなってしまう、と泣き出しているちびたち。そして彼らをなだめるために言葉を尽くしている長宗我部に呆れながら、毛利元就は苦々しげにため息をついた。
三成に嫉妬しているわけではない。
まだまだ未成熟な精神を持つ子供に籠絡されるような長宗我部ではないとわかっているし、あの様子を見れば慰めてやりたくなった気持ちもまあ理解できる。家康という名の形無き支えを失い、泣きじゃくる姿は彼の精神のあり方をよく現していたのだから。
無垢な故に強靱であり脆弱。
信じる者、そして支える存在があればどこまでも高く伸びゆくことができる。三成の無限ともいえる将来性を信じ、竹中半兵衛は三成を毛利に預けた。
大坂城では教えられないことを教えてやってくれ、その言葉と共に。
いろいろと有利な条件も提示されたのでそれを受けたのだから、三成のことはちゃんと教育しなければならない。正当な報酬には正当な対価で返さなければならないというのに、どうしてこんなことになってしまったのやら。
この状態の三成を返したら、半兵衛に何を言われるのやら。
「貴様のせいでナリとチカが泣いておるではないか。これ以上呆れられたくなかったら、さっさと石田から離れよ」
「それであんたの所に来いってことか」
「我の言葉の意味がわからぬようだな」
「今日は親子川の字で寝るって約束してんだよ。俺がこいつらとの約束を破ると思うか?」
「それはないな」
「だろ? だけどもう少しだけ……許してくれや。俺はガキの涙にどうも弱くてな」
「石田がまだ子供だと言うことだけは認めてやろう」
「ぴぃ」
「ぎゃ」
今のやりとりで二人が仲違いしているわけではないことを理解したのだろう。
まだ目は涙に濡れているが、気持ちは上向きになってきたらしい。毛利と長宗我部の言葉に同意するかのように腕を組みながら頷き、三成がどれだけ子供かについて語り合っている。
おおきいけどまだこども。
わがままだけどやさしいね。
しっぽをふかふかにしてくれるよ。
でもすぐおこるの。
きらいなものはたべないよ。
だけどすごくいいひとなんだ。
おとさんとおかさんのつぎにだいすき。
二人の鳴き声にしか聞こえない言葉の意味をなんとなく理解できるので、彼らが三成のことをかなり好いていることは知っていた。ちびたちに次々と好かれていく三成の姿に、半兵衛が感じたものを毛利も感じ取ってはいたが。
それと同時に性急すぎるという思いもあった。
自分の寿命を知ったからというのもあるのだろうが、半兵衛が三成から感じ取った輝きはそれほどのものだったのだろう。自分の手元ではこの未来という名の輝きを放つ青年を望む形に育てることができない、そう判断するほどに。
ちびたちのやりとりを聞いて夜着の肩を揺らして笑う長宗我部も、なんとなくだがそれを感じ取っているらしい。
「ま、こいつがもう少し大人になってくれりゃあ……色々と変わるんだろうよ」
「そのためには徳川との関係をどうにかせねばな」
「家康かあいつもずいぶん悩んでるようだったな」
「何を聞いた?」
「誰にも言うなとあいつに頼まれたからな、まだ言えねえ。だが秀吉の奴も竹中の奴も……随分酷なことをさせるもんだ」
「徳川の領地を移動でもさせるつもりか? それとも石田と会うのを禁じるとでも? まあ竹中のことだ、両方同時に行うであろうが」
「…………………………」
「黙して答えぬということは図星か」
自分が竹中半兵衛の立場であれば、間違いなく同じ事をする。
一度距離を置いて互いへの思いと関係について考える必要があるのだ、あの二人には。
三成にはちびたちがいる、だから最初は泣き叫ぶだろうが徐々に己を取り戻していくだろう。その上で物理的な距離を置き、徐々に家康への思いすら遠い過去のものにしていくつもりなのだ。
三成に秀吉の後を継がせるために。
そこまでやってもまだ互いへの思いを捨てることがないとわかった時、秀吉と半兵衛は二人の仲を認めるつもりなのだろう。さて、若い二人がどこまで互いを信じ合い、年長者たちの作り上げた『試練』を乗り越えることができるのやら。
毛利個人としては半兵衛に頼まれたことが全うできればそれでいいと思っていたが、ほんの少しだけ。
「貴様のような救いようのない愚か者でも、事あるごとに瀬戸内の海を越えてくるのだ。徳川が石田に会いに来ぬ訳がなかろう」
「そりゃわかってるんだがな」
「わかっているのならさっさとこちらに来い。ナリとチカをこれ以上待たせるな」
「……あんたと寝てもいいって事か?」
「な、ナリとチカが泣くからに決まっているであろう!」
家康の身を本気で案じている長宗我部に少しは救いを与えてやろうと思ったら、逆にこちらの弱みを見せることになってしまった。
これはナリとチカが望むからであって、決して自分が一緒に寝たいわけではない。
何度も自分にそう言い聞かせながら彼を睨み付けるが、どうやらそれは逆効果だったらしい。
「俺と寝たいならいつでも言えよ、水くせえ。望むんだったらいつだって来てやるさ」
「誰が貴様の暑苦しい顔を見て毎日寝たいなどと言った!」
「…………毎日か……」
顔を背けてくくっと笑ったその辺にあるものを投げつけてやろうと思ったが、それは夫婦喧嘩の阻止を目論むナリとチカに両腕にしがみつかれることで止められてしまう。
「ナリ、チカ!」
「ぴぃ~」
「ぎゃぎゃ♪」
泣く子と子供には勝てない。
それを身をもって体感させられながら、毛利は満面の笑顔で体を起こして布団を出ようとする長宗我部を苦々しく睨み付けた時。
何かがすごい勢いでこちらに向けて走ってくることに気がついた。
こんな真夜中に全力で走ってくる存在がいるとすれば火急の用件を伝えに来た臣下か、それとも愛しい存在が部屋にいないことに気がついたどこかの馬鹿か。
どちらにしてもこの状況は非常にまずい。
「長宗我部、早く布団から……っ」
「元親! 三成を見なかっ…………」
毛利が言い終わる間もなく唐突に襖を開けて現れた家康は、目当ての長宗我部を発見して安堵したままの表情で目だけ凍り付き。
「…………な……ぜ……三成と一緒に……寝ているのだ……」
何が起こったかわからずに口をぽかんと開けているちびたち。
そしてこの状況のまずさにようやく気がついた長宗我部が、慌てて三成の側から離れた時にはもう遅かった。
気まずいを通り越して険悪になりつつある空気を誰も払拭するすべを持たず。
そのまま夜が明けるまで長宗我部と家康は言葉もなく向かい合うこととなり。尋常ではない状況を察したナリとチカは、今日はおとさんが忙しそうだから一緒に寝るのはあきらめようと、いい子らしい判断をして。
そのままおかさんである毛利と、夢も見ないほど深い眠りについたのであった。
最悪の目覚めだった。
泣きすぎて目の周辺がうずくように重く痛むし、おかしな寝方をしたからか関節が軋んでいる。おまけに目を覚ましたら体の上にナリとチカが乗っかっていた上に、毛利に睨み付けられていたのは一体。
昨日あれから何があったのだろうか。
渋い茶を飲んだ時のような表情のままの毛利におそるおそるそれを聞いてみると、彼から返ってきたのは。
「阿呆が」
という言葉だけだった。
昨晩遅くに長宗我部に肩を抱かれてこの部屋に来たのは覚えている。家康の突然の変化が信じられず思わず部屋を飛び出た後、泣き顔のまま部屋に戻るわけにもいかず館の内部を彷徨き回っていた三成を保護してくれた長宗我部。彼には感謝しているが、こんなことになるのなら彼の手にすがらなければよかった。
そう思うほどに、毛利の目線が痛い。
「…………毛利……」
「気にするな、我の機嫌が悪いのは夢見が悪かったからよ」
「夢見だと?」
「怖気がたつような夢を見た記憶があるのだが……どのような夢なのだか欠片すらも覚えておらぬ。それが腹立たしくてな」
「ぴぃ~」
夜着のまま布団の上に座り、苛立たしげに顔をしかめる毛利の顔を見てナリが心配げな声を出す。三成の胸にのっかってはいるが、顔は毛利の方だけを向き続けている。逆にチカは頭の角で三成の顎をつんつんと刺しながら、にこにこしていたりする。
この二人、無邪気なのはいいがもう少し空気を読んでくれればいいのだが。
チカの角の先は鋭く尖っているのでとにかく痛い。なので角を掴んでチカを持ち上げ自分の体から下ろすと、ナリの方は抱き上げてそっと畳の上に置いた。
そうして自分も体を起こす。
「……家康に……会いに行ってくる」
「貴様に会うと思うか?」
「会わなければならない。私は家康に一人で考えろと言ってしまった……何を悩んでいるのかも知らずに」
膝の上に手を置き、小さく息を吐く。
悩み苦しんでいる家康を、混乱のままに突き放してしまった。おおらかで細かいことを気にしないように見えて、あの男は妙なことを気にするところがあるのだ。
三成が家康に嫌われたと思ってしまったように、彼も三成に嫌われたと思い込んでいてもおかしくない。実際今も家康が自分を距離を置こうとするのは自分のことを嫌いになったのでは、そう思わないわけでもない。
だからこそ全てをはっきりさせなくては。
この心の内を騒がせるだけ騒がせて、何の利益も運んでこない思いにふりまわされるの時間は短い方がいい。家康がもし自分への思いを捨ててしまっていたら、それに対する恐怖はある。
しかし三成を突き動かしていたのは、それを越える家康への思いだった。
嫌われているのなら、彼に再度好かれるような自分になればいい。何か理由があれば、全てを叩き潰せばいい。
「私は家康に会いに行く」
「徳川はもう貴様に会わぬかもしれぬぞ」
「それでもいい、家康が拒むというのなら地に叩きつけてでも私の話を聞いてもらう。それが私のやり方だ……」
「困った男よ」
「力で相手を蹂躙する……私はそれしか知らないのだ」
自分の元に帰ってきたナリとチカを抱き留めてやっていた毛利の眉、優美な曲線を描いていたそれがふと眇められる。
「貴様は力で従わせることしか知らぬと言ったが……あれらを蹂躙して従わせたのか?」
「あれらだと?」
毛利の目線の先を追うと、襖が細く開いていた。
覗いているのは耳と尻尾の生えた小さな影。
「力を見せつけてあれらが貴様を慕うと我は思わぬ。貴様の中には別な手段を使う術もあるのだろう……」
「きゅきゅきゅ!」
襖をぽんぽこなお腹で押して開きながら、竹千代が走って三成に飛びついてくる。
跳躍が足りずに腿のあたりにおかしな格好で着地した竹千代を追うかのように佐吉、そして忠子がとてとてと走り寄ってきた。
「忠子!? 貴様もいるのか」
『家康不在』
「では……家康はまだこの館の周辺にいるのだな」
「ロボロボ」
『家康発見忠子希望』
「私もだ。あの男には言ってやりたいことがたくさんあるのだ」
『利害一致』
「きゅっ!」
いくら家康の足が速かろうが、安芸から三河に瞬時に戻れるわけがない。
ならば彼はこの館の内部か近くにいて、忠子と共に三河に帰ろうとしていると思っていいだろう。
「どうするつもりだ、石田?」
とっくに三成の気持ちなんてわかっているだろうに、意地悪い笑みのまま毛利が問うてくる。戦でも何手も先を読むこの男のことだ、三成が起きる前に色々してくれているのだろう。
三成のその予想はどうやら当たっていたらしい。
「長宗我部も朝から姿を消している。まだ船に戻ってはいないらしいのでな……徳川と共にどこかにいる可能性もあるな」
「毛利……」
「あの男のせいで我とナリとチカの安眠が邪魔されたのだ。一言文句を言ってやりたいのでな、我の前に連れてくるがよい。家中の者たちには貴様に全面的に協力せよと伝えておこう。それから我はもう少し眠ることにする……寝た気がしないのでな」
「礼を言う」
夜着のまま立ち上がると、腿につかまっていた竹千代が慌てて肩へと這い上がってきた。
『着替推奨』
「ロボロボロボ~」
「そうか……では着替えてから行くとするか」
家康と長宗我部を捜す隠れ鬼の始まりだ。
昨日の隠れ鬼より難度は高いが、きっと大丈夫。
今度は小さいが頼もしい仲間たちが側にいてくれるのだから。
着替え終わった三成はいつも通り両肩に佐吉と竹千代をそれぞれ乗せ、頭に忠子を乗せて。
二日連続となる広大すぎる敷地を舞台にした隠れ鬼へと出発したのだった。
______________________________________________
ということでアンケートの結果で瀬戸内一家がぶっちぎりでトップだったので、今回少しだけ。
まあいつかまとめて瀬戸内一家は書きますです……そしてずっと寝たままの三成w 一度熟睡すると何があろうとも起きなさそうだ……
ということで次で完結予定です。
そして話は一つ番外編を挟んで、ぷちばさ!参へと……続くはずw
ぷちばさ!のおまけのこばなしはぼちぼち書いていきますです。投票結果で全然票が入っておりませんが、お野菜とちび政宗が書きたい私です……ちなみにあれ、全部私が書こうかなと思っているものなのですが、みっしさんには一切許可を取っておりません……
大丈夫、みっしさん優しいから許してくれる……
大体のところそれは間違っていなかったし、誰に言わせても毛利家のちびたちは品があって素直で可愛らしいという評価受ける。それが毛利の自慢であったので周囲には一度も口にしたことがなかったのだが。
「ぴぃ! ぴぃぴぃ~!」
「ぎゃぎゃぎゃっ! ぎゃ♪」
「ナリ、チカ! 我はあれを交えて眠る気はないと何度言えばわかる!」
「ぎゃ~ぎゃ」
「ぴぃぴぃ」
「我らを捨てて別な男と同衾をしておるのだぞ、それも我らの目の前で! あの男は貴様たちと我を捨てたのだ、それを理解せよ」
「ぎゃぎゃ~」
「ぴぃ~」
このちびたちは、御しがたいほどの甘えん坊で毛利依存が激しいちびたちだった。
後数刻で朝日が昇り始める時間だというのに毛利にしがみついてみんなで仲良く寝ようと訴え続け、眠りたくとも寝かせてもらえない有様。飲み過ぎて頭痛とだるさを訴えている体を早く横にしたいというのに、ぴぃぴぃぎゃあぎゃあとうるさいのだ。
それもすべて、大好きな『おかさん』と『おとさん』と一緒に寝たいという思いが故。
毛利だけならいくらでもその願いを叶えてやるのだが、彼らは毛利と同じくらい大好きな『おとさん』である長宗我部とも一緒に寝たがっているのだ。親子は仲良く川の字で寝るものだという知識をどこからか得てきたらしい二人は、仲がいいならそうやって寝るものだと思い込みねだるようになってしまったというわけだ。
目の前で長宗我部が他の男と寝ているというのに。
眠っているというよりしんでいるようにしか見えないぴくりと動かない石田三成。そんな彼を抱きくるんで守るかのように体に腕を回し、長宗我部は半分体を起こして少し離れた毛利たちの方を見つめ続けていた。
「長宗我部、さっさと我の部屋から出て行け。その間男も連れてな」
「俺が悪かった……それは認めるけどよ。これのどこが間男だって?」
「ナリとチカの教育に悪い」
「泣いてたんだよ! 一人で部屋に帰らせるわけにもいかねえだろうが!」
「…………ナリ、チカ。あれはもう貴様たちの父ではない、今宵から石田の父になるそうだ」
「ぎゃ!?」
「ぴぃっ!」
毛利の言葉で二人は一気に体を硬くする。
次の瞬間には目に涙をいっぱいためて毛利にしがみついてきたので、優しく背に手を触れさせてやりながら長宗我部をにらみつけてやった。目の前に自分を求める存在がいるというのに、他の相手を連れてきて愛情を注ぐようなことをするな。
そう言いたかったのだが、さすがの毛利も子供のように唇を噛みしめながらただ涙だけをこぼし続ける三成の姿を見て少しだけ同情したのも事実。そして、ただ一人の情人に拒まれ泣き続ける子供を見て、長宗我部が手をさしのべないわけがないのも知っているのだ。
だから睨む程度で許してやっているし、自分の部屋に三成を入れることも許可した。
そのあと泣き疲れた三成が唐突に眠り込んでしまい、無理矢理長宗我部が持ち込んだ布団の中で眠ってしまったことも許した。唯一許せなかったことがあったとしたら、長宗我部の三成を見つめる目線がナリとチカに向けるものと同じであったということだ。
自分より弱く脆い者を守ろうとする時の目。
一つのことにのめり込む気質の長宗我部のことだ、三成に思いを向けすぎて友人である家康との関係に亀裂が入る可能性だってあるのだ。そこを考えて動いているのならいいが、きっとこの馬鹿は思い当たってすらいないのだろう。
「これらよりも石田が大事だというのなら、石田を連れてここから出て行くことだな。石田のために生き、友を捨てる覚悟があるのならば……だがな」
三成は眠ってしまっているのでこの会話が聞かれていないことはわかっている。しかし夢と現の狭間で耳に届いてしまう可能性もあるのだ。もし彼がこの会話を覚えていたとしたら、おもいっきり厄介なことになる。
なのでさりげなく長宗我部に臭わせてみたつもりだったのだが、彼には通用しなかったらしい。
「そこまで話を大きくするなよ……」
そう言って長宗我部の胸に顔を寄せるようにして眠っている三成の頭をぽんと叩いてやると、毛利へ優しげな眼差しを向けてきたのだった。
どうしてこう愚かなのか。
おとさんがおとさんじゃなくなってしまう、と泣き出しているちびたち。そして彼らをなだめるために言葉を尽くしている長宗我部に呆れながら、毛利元就は苦々しげにため息をついた。
三成に嫉妬しているわけではない。
まだまだ未成熟な精神を持つ子供に籠絡されるような長宗我部ではないとわかっているし、あの様子を見れば慰めてやりたくなった気持ちもまあ理解できる。家康という名の形無き支えを失い、泣きじゃくる姿は彼の精神のあり方をよく現していたのだから。
無垢な故に強靱であり脆弱。
信じる者、そして支える存在があればどこまでも高く伸びゆくことができる。三成の無限ともいえる将来性を信じ、竹中半兵衛は三成を毛利に預けた。
大坂城では教えられないことを教えてやってくれ、その言葉と共に。
いろいろと有利な条件も提示されたのでそれを受けたのだから、三成のことはちゃんと教育しなければならない。正当な報酬には正当な対価で返さなければならないというのに、どうしてこんなことになってしまったのやら。
この状態の三成を返したら、半兵衛に何を言われるのやら。
「貴様のせいでナリとチカが泣いておるではないか。これ以上呆れられたくなかったら、さっさと石田から離れよ」
「それであんたの所に来いってことか」
「我の言葉の意味がわからぬようだな」
「今日は親子川の字で寝るって約束してんだよ。俺がこいつらとの約束を破ると思うか?」
「それはないな」
「だろ? だけどもう少しだけ……許してくれや。俺はガキの涙にどうも弱くてな」
「石田がまだ子供だと言うことだけは認めてやろう」
「ぴぃ」
「ぎゃ」
今のやりとりで二人が仲違いしているわけではないことを理解したのだろう。
まだ目は涙に濡れているが、気持ちは上向きになってきたらしい。毛利と長宗我部の言葉に同意するかのように腕を組みながら頷き、三成がどれだけ子供かについて語り合っている。
おおきいけどまだこども。
わがままだけどやさしいね。
しっぽをふかふかにしてくれるよ。
でもすぐおこるの。
きらいなものはたべないよ。
だけどすごくいいひとなんだ。
おとさんとおかさんのつぎにだいすき。
二人の鳴き声にしか聞こえない言葉の意味をなんとなく理解できるので、彼らが三成のことをかなり好いていることは知っていた。ちびたちに次々と好かれていく三成の姿に、半兵衛が感じたものを毛利も感じ取ってはいたが。
それと同時に性急すぎるという思いもあった。
自分の寿命を知ったからというのもあるのだろうが、半兵衛が三成から感じ取った輝きはそれほどのものだったのだろう。自分の手元ではこの未来という名の輝きを放つ青年を望む形に育てることができない、そう判断するほどに。
ちびたちのやりとりを聞いて夜着の肩を揺らして笑う長宗我部も、なんとなくだがそれを感じ取っているらしい。
「ま、こいつがもう少し大人になってくれりゃあ……色々と変わるんだろうよ」
「そのためには徳川との関係をどうにかせねばな」
「家康かあいつもずいぶん悩んでるようだったな」
「何を聞いた?」
「誰にも言うなとあいつに頼まれたからな、まだ言えねえ。だが秀吉の奴も竹中の奴も……随分酷なことをさせるもんだ」
「徳川の領地を移動でもさせるつもりか? それとも石田と会うのを禁じるとでも? まあ竹中のことだ、両方同時に行うであろうが」
「…………………………」
「黙して答えぬということは図星か」
自分が竹中半兵衛の立場であれば、間違いなく同じ事をする。
一度距離を置いて互いへの思いと関係について考える必要があるのだ、あの二人には。
三成にはちびたちがいる、だから最初は泣き叫ぶだろうが徐々に己を取り戻していくだろう。その上で物理的な距離を置き、徐々に家康への思いすら遠い過去のものにしていくつもりなのだ。
三成に秀吉の後を継がせるために。
そこまでやってもまだ互いへの思いを捨てることがないとわかった時、秀吉と半兵衛は二人の仲を認めるつもりなのだろう。さて、若い二人がどこまで互いを信じ合い、年長者たちの作り上げた『試練』を乗り越えることができるのやら。
毛利個人としては半兵衛に頼まれたことが全うできればそれでいいと思っていたが、ほんの少しだけ。
「貴様のような救いようのない愚か者でも、事あるごとに瀬戸内の海を越えてくるのだ。徳川が石田に会いに来ぬ訳がなかろう」
「そりゃわかってるんだがな」
「わかっているのならさっさとこちらに来い。ナリとチカをこれ以上待たせるな」
「……あんたと寝てもいいって事か?」
「な、ナリとチカが泣くからに決まっているであろう!」
家康の身を本気で案じている長宗我部に少しは救いを与えてやろうと思ったら、逆にこちらの弱みを見せることになってしまった。
これはナリとチカが望むからであって、決して自分が一緒に寝たいわけではない。
何度も自分にそう言い聞かせながら彼を睨み付けるが、どうやらそれは逆効果だったらしい。
「俺と寝たいならいつでも言えよ、水くせえ。望むんだったらいつだって来てやるさ」
「誰が貴様の暑苦しい顔を見て毎日寝たいなどと言った!」
「…………毎日か……」
顔を背けてくくっと笑ったその辺にあるものを投げつけてやろうと思ったが、それは夫婦喧嘩の阻止を目論むナリとチカに両腕にしがみつかれることで止められてしまう。
「ナリ、チカ!」
「ぴぃ~」
「ぎゃぎゃ♪」
泣く子と子供には勝てない。
それを身をもって体感させられながら、毛利は満面の笑顔で体を起こして布団を出ようとする長宗我部を苦々しく睨み付けた時。
何かがすごい勢いでこちらに向けて走ってくることに気がついた。
こんな真夜中に全力で走ってくる存在がいるとすれば火急の用件を伝えに来た臣下か、それとも愛しい存在が部屋にいないことに気がついたどこかの馬鹿か。
どちらにしてもこの状況は非常にまずい。
「長宗我部、早く布団から……っ」
「元親! 三成を見なかっ…………」
毛利が言い終わる間もなく唐突に襖を開けて現れた家康は、目当ての長宗我部を発見して安堵したままの表情で目だけ凍り付き。
「…………な……ぜ……三成と一緒に……寝ているのだ……」
何が起こったかわからずに口をぽかんと開けているちびたち。
そしてこの状況のまずさにようやく気がついた長宗我部が、慌てて三成の側から離れた時にはもう遅かった。
気まずいを通り越して険悪になりつつある空気を誰も払拭するすべを持たず。
そのまま夜が明けるまで長宗我部と家康は言葉もなく向かい合うこととなり。尋常ではない状況を察したナリとチカは、今日はおとさんが忙しそうだから一緒に寝るのはあきらめようと、いい子らしい判断をして。
そのままおかさんである毛利と、夢も見ないほど深い眠りについたのであった。
最悪の目覚めだった。
泣きすぎて目の周辺がうずくように重く痛むし、おかしな寝方をしたからか関節が軋んでいる。おまけに目を覚ましたら体の上にナリとチカが乗っかっていた上に、毛利に睨み付けられていたのは一体。
昨日あれから何があったのだろうか。
渋い茶を飲んだ時のような表情のままの毛利におそるおそるそれを聞いてみると、彼から返ってきたのは。
「阿呆が」
という言葉だけだった。
昨晩遅くに長宗我部に肩を抱かれてこの部屋に来たのは覚えている。家康の突然の変化が信じられず思わず部屋を飛び出た後、泣き顔のまま部屋に戻るわけにもいかず館の内部を彷徨き回っていた三成を保護してくれた長宗我部。彼には感謝しているが、こんなことになるのなら彼の手にすがらなければよかった。
そう思うほどに、毛利の目線が痛い。
「…………毛利……」
「気にするな、我の機嫌が悪いのは夢見が悪かったからよ」
「夢見だと?」
「怖気がたつような夢を見た記憶があるのだが……どのような夢なのだか欠片すらも覚えておらぬ。それが腹立たしくてな」
「ぴぃ~」
夜着のまま布団の上に座り、苛立たしげに顔をしかめる毛利の顔を見てナリが心配げな声を出す。三成の胸にのっかってはいるが、顔は毛利の方だけを向き続けている。逆にチカは頭の角で三成の顎をつんつんと刺しながら、にこにこしていたりする。
この二人、無邪気なのはいいがもう少し空気を読んでくれればいいのだが。
チカの角の先は鋭く尖っているのでとにかく痛い。なので角を掴んでチカを持ち上げ自分の体から下ろすと、ナリの方は抱き上げてそっと畳の上に置いた。
そうして自分も体を起こす。
「……家康に……会いに行ってくる」
「貴様に会うと思うか?」
「会わなければならない。私は家康に一人で考えろと言ってしまった……何を悩んでいるのかも知らずに」
膝の上に手を置き、小さく息を吐く。
悩み苦しんでいる家康を、混乱のままに突き放してしまった。おおらかで細かいことを気にしないように見えて、あの男は妙なことを気にするところがあるのだ。
三成が家康に嫌われたと思ってしまったように、彼も三成に嫌われたと思い込んでいてもおかしくない。実際今も家康が自分を距離を置こうとするのは自分のことを嫌いになったのでは、そう思わないわけでもない。
だからこそ全てをはっきりさせなくては。
この心の内を騒がせるだけ騒がせて、何の利益も運んでこない思いにふりまわされるの時間は短い方がいい。家康がもし自分への思いを捨ててしまっていたら、それに対する恐怖はある。
しかし三成を突き動かしていたのは、それを越える家康への思いだった。
嫌われているのなら、彼に再度好かれるような自分になればいい。何か理由があれば、全てを叩き潰せばいい。
「私は家康に会いに行く」
「徳川はもう貴様に会わぬかもしれぬぞ」
「それでもいい、家康が拒むというのなら地に叩きつけてでも私の話を聞いてもらう。それが私のやり方だ……」
「困った男よ」
「力で相手を蹂躙する……私はそれしか知らないのだ」
自分の元に帰ってきたナリとチカを抱き留めてやっていた毛利の眉、優美な曲線を描いていたそれがふと眇められる。
「貴様は力で従わせることしか知らぬと言ったが……あれらを蹂躙して従わせたのか?」
「あれらだと?」
毛利の目線の先を追うと、襖が細く開いていた。
覗いているのは耳と尻尾の生えた小さな影。
「力を見せつけてあれらが貴様を慕うと我は思わぬ。貴様の中には別な手段を使う術もあるのだろう……」
「きゅきゅきゅ!」
襖をぽんぽこなお腹で押して開きながら、竹千代が走って三成に飛びついてくる。
跳躍が足りずに腿のあたりにおかしな格好で着地した竹千代を追うかのように佐吉、そして忠子がとてとてと走り寄ってきた。
「忠子!? 貴様もいるのか」
『家康不在』
「では……家康はまだこの館の周辺にいるのだな」
「ロボロボ」
『家康発見忠子希望』
「私もだ。あの男には言ってやりたいことがたくさんあるのだ」
『利害一致』
「きゅっ!」
いくら家康の足が速かろうが、安芸から三河に瞬時に戻れるわけがない。
ならば彼はこの館の内部か近くにいて、忠子と共に三河に帰ろうとしていると思っていいだろう。
「どうするつもりだ、石田?」
とっくに三成の気持ちなんてわかっているだろうに、意地悪い笑みのまま毛利が問うてくる。戦でも何手も先を読むこの男のことだ、三成が起きる前に色々してくれているのだろう。
三成のその予想はどうやら当たっていたらしい。
「長宗我部も朝から姿を消している。まだ船に戻ってはいないらしいのでな……徳川と共にどこかにいる可能性もあるな」
「毛利……」
「あの男のせいで我とナリとチカの安眠が邪魔されたのだ。一言文句を言ってやりたいのでな、我の前に連れてくるがよい。家中の者たちには貴様に全面的に協力せよと伝えておこう。それから我はもう少し眠ることにする……寝た気がしないのでな」
「礼を言う」
夜着のまま立ち上がると、腿につかまっていた竹千代が慌てて肩へと這い上がってきた。
『着替推奨』
「ロボロボロボ~」
「そうか……では着替えてから行くとするか」
家康と長宗我部を捜す隠れ鬼の始まりだ。
昨日の隠れ鬼より難度は高いが、きっと大丈夫。
今度は小さいが頼もしい仲間たちが側にいてくれるのだから。
着替え終わった三成はいつも通り両肩に佐吉と竹千代をそれぞれ乗せ、頭に忠子を乗せて。
二日連続となる広大すぎる敷地を舞台にした隠れ鬼へと出発したのだった。
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ということでアンケートの結果で瀬戸内一家がぶっちぎりでトップだったので、今回少しだけ。
まあいつかまとめて瀬戸内一家は書きますです……そしてずっと寝たままの三成w 一度熟睡すると何があろうとも起きなさそうだ……
ということで次で完結予定です。
そして話は一つ番外編を挟んで、ぷちばさ!参へと……続くはずw
ぷちばさ!のおまけのこばなしはぼちぼち書いていきますです。投票結果で全然票が入っておりませんが、お野菜とちび政宗が書きたい私です……ちなみにあれ、全部私が書こうかなと思っているものなのですが、みっしさんには一切許可を取っておりません……
大丈夫、みっしさん優しいから許してくれる……
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色々説明
拍手現在豊臣家転生パロ中学生編入ってます
(現在2本 家三 チカナリです)
注意事項
・フリーリンクじゃないです、基本的にはリンクはお断りしています
・ひっそりこっそりが信条なので、黙々と
・捏造、not公式のこばなしが多いので、スルー推奨
ラキドでは幹部全員を溺愛しておりますが、ベルナルドとイヴァンは特に偏愛。ばさらは家三とか奥州の愉快な仲間達と毛長がメインです。うずみさんが現在官三とか官佐にずっぽりとはまり中。
基本は、愛想のかけらもない「ネット怖い~」の書き手が二人で色々書いている場所です。
書いている人
みっし
・生真面目で堅物でムキムキな男性と一見そうじゃなくても根は真面目極まり ないキャラをこよなく愛している、がんかたうるふの片割れ。編み物とお菓子作りが趣味という、第三者曰く可愛らしい一面を持つ反面、パニクると踊ったり、オロオロしだして周囲は見ていて楽しいらしい。荒ぶる舞は、職場の名物だったりする……らしい。
イヴァンちゃんと片倉さんとシズちゃんとスカイハイさんと陛下を思いっきり愛している。好きなアニメは銀魂と最近はFate/zero。型月ファンというよりは元から虚淵ファンでうずみさんからオススメされまくった末にようやっと手を付けて完読した。ライダー組おいしいです。エクシリアではダントツで陛下が好き。陛下が使用可能になる完全版があるなら複数買いしても構わないとのたまう日々。バサラの好きキャラは片倉さん一強だったはずなのに最近はアニキも熱い。かっちり着込むキャラがすきだったはずなのにいきなり露出度が高いキャラを好きになったのは何故か悩む日々。二次元の向かう愛と同じぐらい甥っ子への愛を叫んでいる気がしてならない。
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うずみ
・相方を愛しすぎている変な人。趣味は畑仕事に漬け物作り、好きな物は不幸属性の美人(男女問わず)。ばさらでは石田さんと黒田さんをこよなく愛していたり、赤い子めんこいにゃぁとたまに叫んでいる。ついったのフォローは下 のアイコンから。
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こんな二人で、ここを更新しております。
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