こちらはサークル「がんかたうるふ」のうずみとみっしの二人組が、ラッキードッグ1とばさらのこばなしを黙々と投下する場所です。
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お風呂祭り開催中。
*****
真新しい檜の清々しい香りが、暖かい湯気に乗って流れていく。
伊達家の風呂は当主の性格が性格だからか、多人数でも入れる大きな湯船と洗い場、そして休憩もできる広めの脱衣場まで併設されている。普段はここで臣下の者と文字通り裸で交流をしながら絆を深めているのだろう。
それは素晴らしいことで、帰ったら真似をしてみようと思いはするが。
「石田殿、後でお背中をお流しするでござる!」
「いらん!」
「そんなことを言わずに。以前はよくこうしていたではありませんか」
「だから嫌だと言っているのだ! 貴様は己の馬鹿力を自覚しろ!」
その時に目の前でこんな地獄絵図が繰り広げられる可能性があるのなら、家康は絆よりも自分の心の平穏を選ぶだろう。
服を脱げば遠慮して体を離すかと思えば、服を脱いでも幸村は三成から離れようとしない。今も広い湯船の隅で二人体を寄せ合い、というか一方的に幸村が体を寄せ。
反対側の隅にいる家康を全く無視し、昔話に花が咲いている有様。
「こうして共に風呂に入るのも久しぶりですな」
「あの時は貴様が勝手に入ってきたのだろう」
「お市殿も一緒に入ると言って聞かなくて大変でしたが……そういえばお市殿は……」
「刑部はしかるべき所へ預けると言っていたが……私にもわからぬ」
「そうでございますか。ですがお市殿でしたら大丈夫ですな」
「忘れた頃にどこかから現れる、そういう女だ」
幸村が三成と肩を触れあわせているのも気に入らないが、一番気に入らないのは幸村と会話する時の三成の顔だった。あまり感情が顔に表れないのは昔からだが、幸村と話をする時は怒りと悲しみ以外の感情が三成の綺麗な顔をうっすらと彩る。
過去を懐かしんでは軽く笑み、幸村の冗談にはわずかに唇に力が入り。
敵対し、彼から大切な者を奪った家康には決して見せてくれなかった三成の様々な姿を、幸村は簡単に引き出していくのだ。共に戦場を駆ければ、家康にも同じ顔を向けてくれたのだろうか。
そんなことはありえない、選ばなかった未来の話。
だがこの胸に時間を経るごとに降り積もっていく、重く暗いものはなんなのだろうか。会話に参加できない、というか幸村があえて自分を仲間に入れようとしていないことはわかる。彼の心が今だに戦場にあり、だからこそ己の総大将を守ろうとしているのか。それとも単純に、三成に隙あらば話しかけようとしている家康を邪魔だと感じているのかはわからないが。
少しだけ目元を緩ませ、ぬるめの湯の心地よさに安堵している三成がこちらを少しでも見てくれれば。
「な、なあ三成」
「貴様……まだいたのか」
「儂だって客人だ、風呂くらいゆっくりつからせてくれ」
「今日の夜帰ると言って出てきたのではないのか? 戻ればさぞ色々言われるだろうな」
冷たい目線でこちらを一瞥してから、三成はついと首を背ける。
確かに夜戻ると言って出てきたのに、何故か夕食をごちそうになった上にお風呂までいただいているのはまずいと思いはするが。幸村と三成がこのまま一緒にいるというのに、自分は帰らなければいけないというのは不公平だ。
いや、二人きりにさせるわけにはいかない。
幸村は当然のごとく三成の部屋に布団を敷いてもらっているし、政宗もそれに文句をつけるつもりはないらしい。男同士なので一緒に寝ても問題がない、それはわかっているのだが。
胸の中では煮えくりかえった何かが爆発しようとしていた。
「三成殿……それにしてもすっかりお体が……」
「痩せた、か?」
「三成殿のお体を知り尽くしている拙者にはわかります!」
そうか、知り尽くしているのか。
「貴様こそ随分傷が増えたな」
「これは拙者の修行の証でござる! 石田殿と出会えたおかげで、拙者は様々な事を学ぶことができたのです」
「傷も証か……貴様らしいな」
「ですが石田殿は傷をこれ以上作られませぬように。こんな所にまで傷を……」
おい、どこに触っている。
「胸の奥にまでは届いていない」
「ですがこれは……さぞ痛んだことでしょう」
「秀吉様を失った事に比べれば……」
「いつぞやの閨の中でも同じことを言っておりましたな」
閨の中でお前たちは何をしていた。
「あの時は……あれがあったからな……」
「あれ……ですか」
「長宗我部………許さん」
「それは拙者も同じ気持ちです……あんな破廉恥な行い……」
とりとめなく続く二人の会話を聞いているだけで、はらわたが焼け焦げそうに苦しい。
二人の間に入れないことが辛いのではなく、三成の目がこちらを一切見ないことが。そして幸村を見る目にわずかなりとも優しさがこもっていることが。
ただ悲しい。
秀吉を討つと決意した時からこうなることはわかっていた。
三成は自分を友と呼ばなくなるであろうし、その憎しみを受け止める覚悟もしていたつもりだった。仇を討つと言いながら向かってくる時、三成が見ているのは家康一人。その時だけは立場は違えどあの時間に帰れた気分になっていたのだが、今はどうだ。家康ではなく他の相手を見つめ、少なからず心を許し。
あの綺麗な傷跡すら飾りとなる肌に、自分以外の人間が触れていた。
湯船の四隅に置かれた灯籠から漏れる光が、三成の体をぼんやりと照らしている。昔より血色は悪くなったが、それでもその肌はなめらかさを失っていなかった。触るとさらりとしていて、だが予想以上に暖かいのは知っている。
きっと湯につかっているから、普段よりも暖かく柔らかくなっているのだろう。
ぬるい湯とはいえ、そろそろ熱くなってきたのか。乱れ額に広がった髪をかき上げながら、湯船の脇に置いてあった手ぬぐいで拭っている。横に幸村がいなければ、ずっと見ていたいというのに。
幸村さえいなければ。
一瞬浮かんだその言葉を打ち消そうと軽く首を振ると、珍しく幸村の方からこちらに声をかけてきた。
「徳川殿のお体は……凄まじいですな」
「ああ、これか。これは儂の誇りだ」
「さぞ痛んだことでございましょうな……」
きゅっと三成の腕を掴み、顔を歪める幸村に一瞬苛つきはしたが、そこで話を打ち切るのも大人げない。
じわじわと体を温める湯に体を任せながら、思いつくままに口を開く。
「儂はこの身に全てを背負うと決めた。これくらいの傷、耐えねばならぬだろう?」
「拙者、痛いのは嫌いでして。昔から拙者が怪我をしてくる度に、佐助はそれはそれは傷にしみる軟膏を塗ってくれたものです」
「随分と厳しい忍びなのだな」
「そうですな。ですが佐助はこう教えてもくれております。己が痛みを感じるのなら、己と戦った相手も痛みを感じているはず、それを忘れるなと」
徳川殿はその全てを背負われているのですな。
心底感服したかのように頷いている幸村に、胸の奥でなにかが騒ぐ。
幸村と三成の仲睦まじさを見せられている時とは違う、起こしてはいけない何かが目覚めるような感触。鱗を持った何かがぬめりと心の中で這い回り、汚らしい跡をつけていくような嫌悪感に、胃の腑から苦いものせり上がってくる。
湯あたりしたか、それとも。
この二人を見張っていなければいけない気がするが、ここで倒れては元も子もない。そろそろ上がるべきか、と思い急に動かしにくくなった体を無理矢理立ち上がらせようとすると。
三成が目の前に立っていた。
「三成、どうした?」
「………」
「なっ!?」
彼の行動は簡潔明瞭だった。
うっすらとした傷跡の作り上げるわずかな陰影を纏った体に家康が見とれる間もなく、手に持っている桶を家康の頭の上へと運び。
「っっ!!!!」
そのままその中身を頭へとぶちまけた。
中に入っていたのは、身を切るほどの冷たさの水。それは一気に家康の、のぼせかけた頭を冷やし、そして体を追い込み始めていた暗い影を一度に吹き飛ばしてくれていた。三成は家康への嫌がらせと知ってやったのだろう。目は相変わらず冷たく家康を睨み付けているし、隙があれば桶で殴ってやるつもりなのか、ゆっくりと戦闘態勢に入っている。
だが、彼が自分に何かをしてくれた。
それだけですっと何かが楽になったような気がする。それでもさすがに完全には反応しきれず、口をぽかんと開いていると三成の口がゆっくりと動き始めた。
「貴様を今殺してやれれば、さぞ気分が晴れるのだろうな」
「儂への意趣返しといったところか、これは。少し効いたな」
「客人が来ている際の私闘は禁止と言われていなければ、この場で貴様の首を斬りおとしてやると言うのに……っ!」
「三成、すまぬな」
「何がすまぬだ?」
「いや、いい物を見せてもらっている」
気持ちを落ち着かせてよくよく考えれば、三成がわざわざ自分の前に来てくれたのだ。
それも全裸で。
引き締まり、余分な肉が一切無い足に手をやると、昔ふざけて触っていた時とほとんど変わらぬ心地よい感触が吸い付いてきた。やはり三成の肌は触っていて心地よいなと思い、もう片方の手も足の付け根に伸ばそうとすると。
「家康………」
「落ち着いてくだされ、石田殿!」
「…………………………死ね」
濃密な闇の気を纏い、ゆっくりと力をため始めている凶王がそこにいた。
その後、巻き添えを食らった幸村ごと風呂場から文字通り叩き出され、三人揃って小十郎に説教を食らうことになるのだが。
その頃には胸の中にたまっていたどろりと濁った熱は、跡形もなく消え失せていた。
_______________________________________
伊達家お風呂祭りその1。
今後も数回開催される予定で、そのたびにどこぞの無自覚権現がセクハラをかましてくれる予定ですが……ここの風呂場もストライクウイッチーズみたいに月光さんとか湯気さんがいい仕事をしてくれているはず、うんだからエロくないんですよ!
あと幸村さんの無自覚クラッシャーぶるに、こころがほのぼのしたり。
ようやく3をプレイして、この子が心底めんこいと思えるようになってきたのは、私が筆頭らぶだったからでしょうか……金もってこいルートの幸村さんはめんこいにゃすぎてドキドキした。
伊達家の風呂は当主の性格が性格だからか、多人数でも入れる大きな湯船と洗い場、そして休憩もできる広めの脱衣場まで併設されている。普段はここで臣下の者と文字通り裸で交流をしながら絆を深めているのだろう。
それは素晴らしいことで、帰ったら真似をしてみようと思いはするが。
「石田殿、後でお背中をお流しするでござる!」
「いらん!」
「そんなことを言わずに。以前はよくこうしていたではありませんか」
「だから嫌だと言っているのだ! 貴様は己の馬鹿力を自覚しろ!」
その時に目の前でこんな地獄絵図が繰り広げられる可能性があるのなら、家康は絆よりも自分の心の平穏を選ぶだろう。
服を脱げば遠慮して体を離すかと思えば、服を脱いでも幸村は三成から離れようとしない。今も広い湯船の隅で二人体を寄せ合い、というか一方的に幸村が体を寄せ。
反対側の隅にいる家康を全く無視し、昔話に花が咲いている有様。
「こうして共に風呂に入るのも久しぶりですな」
「あの時は貴様が勝手に入ってきたのだろう」
「お市殿も一緒に入ると言って聞かなくて大変でしたが……そういえばお市殿は……」
「刑部はしかるべき所へ預けると言っていたが……私にもわからぬ」
「そうでございますか。ですがお市殿でしたら大丈夫ですな」
「忘れた頃にどこかから現れる、そういう女だ」
幸村が三成と肩を触れあわせているのも気に入らないが、一番気に入らないのは幸村と会話する時の三成の顔だった。あまり感情が顔に表れないのは昔からだが、幸村と話をする時は怒りと悲しみ以外の感情が三成の綺麗な顔をうっすらと彩る。
過去を懐かしんでは軽く笑み、幸村の冗談にはわずかに唇に力が入り。
敵対し、彼から大切な者を奪った家康には決して見せてくれなかった三成の様々な姿を、幸村は簡単に引き出していくのだ。共に戦場を駆ければ、家康にも同じ顔を向けてくれたのだろうか。
そんなことはありえない、選ばなかった未来の話。
だがこの胸に時間を経るごとに降り積もっていく、重く暗いものはなんなのだろうか。会話に参加できない、というか幸村があえて自分を仲間に入れようとしていないことはわかる。彼の心が今だに戦場にあり、だからこそ己の総大将を守ろうとしているのか。それとも単純に、三成に隙あらば話しかけようとしている家康を邪魔だと感じているのかはわからないが。
少しだけ目元を緩ませ、ぬるめの湯の心地よさに安堵している三成がこちらを少しでも見てくれれば。
「な、なあ三成」
「貴様……まだいたのか」
「儂だって客人だ、風呂くらいゆっくりつからせてくれ」
「今日の夜帰ると言って出てきたのではないのか? 戻ればさぞ色々言われるだろうな」
冷たい目線でこちらを一瞥してから、三成はついと首を背ける。
確かに夜戻ると言って出てきたのに、何故か夕食をごちそうになった上にお風呂までいただいているのはまずいと思いはするが。幸村と三成がこのまま一緒にいるというのに、自分は帰らなければいけないというのは不公平だ。
いや、二人きりにさせるわけにはいかない。
幸村は当然のごとく三成の部屋に布団を敷いてもらっているし、政宗もそれに文句をつけるつもりはないらしい。男同士なので一緒に寝ても問題がない、それはわかっているのだが。
胸の中では煮えくりかえった何かが爆発しようとしていた。
「三成殿……それにしてもすっかりお体が……」
「痩せた、か?」
「三成殿のお体を知り尽くしている拙者にはわかります!」
そうか、知り尽くしているのか。
「貴様こそ随分傷が増えたな」
「これは拙者の修行の証でござる! 石田殿と出会えたおかげで、拙者は様々な事を学ぶことができたのです」
「傷も証か……貴様らしいな」
「ですが石田殿は傷をこれ以上作られませぬように。こんな所にまで傷を……」
おい、どこに触っている。
「胸の奥にまでは届いていない」
「ですがこれは……さぞ痛んだことでしょう」
「秀吉様を失った事に比べれば……」
「いつぞやの閨の中でも同じことを言っておりましたな」
閨の中でお前たちは何をしていた。
「あの時は……あれがあったからな……」
「あれ……ですか」
「長宗我部………許さん」
「それは拙者も同じ気持ちです……あんな破廉恥な行い……」
とりとめなく続く二人の会話を聞いているだけで、はらわたが焼け焦げそうに苦しい。
二人の間に入れないことが辛いのではなく、三成の目がこちらを一切見ないことが。そして幸村を見る目にわずかなりとも優しさがこもっていることが。
ただ悲しい。
秀吉を討つと決意した時からこうなることはわかっていた。
三成は自分を友と呼ばなくなるであろうし、その憎しみを受け止める覚悟もしていたつもりだった。仇を討つと言いながら向かってくる時、三成が見ているのは家康一人。その時だけは立場は違えどあの時間に帰れた気分になっていたのだが、今はどうだ。家康ではなく他の相手を見つめ、少なからず心を許し。
あの綺麗な傷跡すら飾りとなる肌に、自分以外の人間が触れていた。
湯船の四隅に置かれた灯籠から漏れる光が、三成の体をぼんやりと照らしている。昔より血色は悪くなったが、それでもその肌はなめらかさを失っていなかった。触るとさらりとしていて、だが予想以上に暖かいのは知っている。
きっと湯につかっているから、普段よりも暖かく柔らかくなっているのだろう。
ぬるい湯とはいえ、そろそろ熱くなってきたのか。乱れ額に広がった髪をかき上げながら、湯船の脇に置いてあった手ぬぐいで拭っている。横に幸村がいなければ、ずっと見ていたいというのに。
幸村さえいなければ。
一瞬浮かんだその言葉を打ち消そうと軽く首を振ると、珍しく幸村の方からこちらに声をかけてきた。
「徳川殿のお体は……凄まじいですな」
「ああ、これか。これは儂の誇りだ」
「さぞ痛んだことでございましょうな……」
きゅっと三成の腕を掴み、顔を歪める幸村に一瞬苛つきはしたが、そこで話を打ち切るのも大人げない。
じわじわと体を温める湯に体を任せながら、思いつくままに口を開く。
「儂はこの身に全てを背負うと決めた。これくらいの傷、耐えねばならぬだろう?」
「拙者、痛いのは嫌いでして。昔から拙者が怪我をしてくる度に、佐助はそれはそれは傷にしみる軟膏を塗ってくれたものです」
「随分と厳しい忍びなのだな」
「そうですな。ですが佐助はこう教えてもくれております。己が痛みを感じるのなら、己と戦った相手も痛みを感じているはず、それを忘れるなと」
徳川殿はその全てを背負われているのですな。
心底感服したかのように頷いている幸村に、胸の奥でなにかが騒ぐ。
幸村と三成の仲睦まじさを見せられている時とは違う、起こしてはいけない何かが目覚めるような感触。鱗を持った何かがぬめりと心の中で這い回り、汚らしい跡をつけていくような嫌悪感に、胃の腑から苦いものせり上がってくる。
湯あたりしたか、それとも。
この二人を見張っていなければいけない気がするが、ここで倒れては元も子もない。そろそろ上がるべきか、と思い急に動かしにくくなった体を無理矢理立ち上がらせようとすると。
三成が目の前に立っていた。
「三成、どうした?」
「………」
「なっ!?」
彼の行動は簡潔明瞭だった。
うっすらとした傷跡の作り上げるわずかな陰影を纏った体に家康が見とれる間もなく、手に持っている桶を家康の頭の上へと運び。
「っっ!!!!」
そのままその中身を頭へとぶちまけた。
中に入っていたのは、身を切るほどの冷たさの水。それは一気に家康の、のぼせかけた頭を冷やし、そして体を追い込み始めていた暗い影を一度に吹き飛ばしてくれていた。三成は家康への嫌がらせと知ってやったのだろう。目は相変わらず冷たく家康を睨み付けているし、隙があれば桶で殴ってやるつもりなのか、ゆっくりと戦闘態勢に入っている。
だが、彼が自分に何かをしてくれた。
それだけですっと何かが楽になったような気がする。それでもさすがに完全には反応しきれず、口をぽかんと開いていると三成の口がゆっくりと動き始めた。
「貴様を今殺してやれれば、さぞ気分が晴れるのだろうな」
「儂への意趣返しといったところか、これは。少し効いたな」
「客人が来ている際の私闘は禁止と言われていなければ、この場で貴様の首を斬りおとしてやると言うのに……っ!」
「三成、すまぬな」
「何がすまぬだ?」
「いや、いい物を見せてもらっている」
気持ちを落ち着かせてよくよく考えれば、三成がわざわざ自分の前に来てくれたのだ。
それも全裸で。
引き締まり、余分な肉が一切無い足に手をやると、昔ふざけて触っていた時とほとんど変わらぬ心地よい感触が吸い付いてきた。やはり三成の肌は触っていて心地よいなと思い、もう片方の手も足の付け根に伸ばそうとすると。
「家康………」
「落ち着いてくだされ、石田殿!」
「…………………………死ね」
濃密な闇の気を纏い、ゆっくりと力をため始めている凶王がそこにいた。
その後、巻き添えを食らった幸村ごと風呂場から文字通り叩き出され、三人揃って小十郎に説教を食らうことになるのだが。
その頃には胸の中にたまっていたどろりと濁った熱は、跡形もなく消え失せていた。
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伊達家お風呂祭りその1。
今後も数回開催される予定で、そのたびにどこぞの無自覚権現がセクハラをかましてくれる予定ですが……ここの風呂場もストライクウイッチーズみたいに月光さんとか湯気さんがいい仕事をしてくれているはず、うんだからエロくないんですよ!
あと幸村さんの無自覚クラッシャーぶるに、こころがほのぼのしたり。
ようやく3をプレイして、この子が心底めんこいと思えるようになってきたのは、私が筆頭らぶだったからでしょうか……金もってこいルートの幸村さんはめんこいにゃすぎてドキドキした。
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色々説明
拍手現在豊臣家転生パロ中学生編入ってます
(現在2本 家三 チカナリです)
注意事項
・フリーリンクじゃないです、基本的にはリンクはお断りしています
・ひっそりこっそりが信条なので、黙々と
・捏造、not公式のこばなしが多いので、スルー推奨
ラキドでは幹部全員を溺愛しておりますが、ベルナルドとイヴァンは特に偏愛。ばさらは家三とか奥州の愉快な仲間達と毛長がメインです。うずみさんが現在官三とか官佐にずっぽりとはまり中。
基本は、愛想のかけらもない「ネット怖い~」の書き手が二人で色々書いている場所です。
書いている人
みっし
・生真面目で堅物でムキムキな男性と一見そうじゃなくても根は真面目極まり ないキャラをこよなく愛している、がんかたうるふの片割れ。編み物とお菓子作りが趣味という、第三者曰く可愛らしい一面を持つ反面、パニクると踊ったり、オロオロしだして周囲は見ていて楽しいらしい。荒ぶる舞は、職場の名物だったりする……らしい。
イヴァンちゃんと片倉さんとシズちゃんとスカイハイさんと陛下を思いっきり愛している。好きなアニメは銀魂と最近はFate/zero。型月ファンというよりは元から虚淵ファンでうずみさんからオススメされまくった末にようやっと手を付けて完読した。ライダー組おいしいです。エクシリアではダントツで陛下が好き。陛下が使用可能になる完全版があるなら複数買いしても構わないとのたまう日々。バサラの好きキャラは片倉さん一強だったはずなのに最近はアニキも熱い。かっちり着込むキャラがすきだったはずなのにいきなり露出度が高いキャラを好きになったのは何故か悩む日々。二次元の向かう愛と同じぐらい甥っ子への愛を叫んでいる気がしてならない。
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うずみ
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